生命の調和と地球守の祈り「アースディin OSAKA」

4月22日(土)23日(日)、大阪の鶴見緑地で開催されたアースディ in OSAKAに参加してきましたー!!

地球環境について考え行動する日として日本中世界中でイベントが行われている中、私たちもそのうねりの1つになるべくアースリズムマーケットに初出店することに。

会場は、鶴見緑地の大芝生エリア。

60ほどのブースが並び、どこも大盛況です!

こちらは大丸翔平さんの海ゴミを活用したアートのブース。

ゴミ拾いから作品制作まで、参加者みんなで造り上げたのだそう。

私が敬愛する岡本太郎の太陽の塔を模した作品も。

拾ったゴミで作るテーマは「大阪の宝物」。
集めたゴミから自分たちの町の宝を見つける、素晴らしい町を汚したくないと気づく。

「ゴミを捨てたらダメよ!」と真顔で訴えかけられると「わかっとるわい」となかなか芯まで届きづらい事柄も、こうしたアートを通じて心に伝える方法だとスッと入ってくる。素敵やわー。アートのメッセージってホント偉大だわー。

海洋問題の他にも、動物愛護活動、放棄竹林を使った竹炭屋、ヴィーガン食、天然素材のハンドメイド雑貨、手編みのフラワー鉢などなどなどなど、めちゃくちゃ魅力的なブースのオンパレード。

フラやタヒチアンダンス、サッカーパフォーマンスなど大人も子供も楽しめる、ベラボーに楽しいイベントでした。

数あるブースの中でも、僕が衝撃を受けたのが完禅食さんのzenball

先日、東京から奈良へ移住したご夫婦が手がけるブースです。

(写真の帽子をかぶった男性が、完禅食店主のタカヒロさん。)

1玉にデーツや玄米味噌、ヘンプシード、ケール、キャロブ、モリンガ、アラゲキクラゲ、ココナッツフレークなど18種類の植物性原材料を使ったこの薬膳玉。

一口かじっただけで、ブワッと全身の毛穴が開き、思わず目を見開いてしまうほどのエネルギーを感じました。

美味しいとかそんなレベルではない衝撃。何かよくわからないものが脳にガツンと流れてくる感覚。

森羅万象を1つの玉に込めた、これはもう地球そのものですわ。いや、マジですごい。。。。

言葉にすると陳腐になってしまうくらいの感動を覚えました。

我々のブースも、負けてはいられません・・・・

と言いたいところですが、

いかんせん、今回初出店かつメンバーの誰一人としてこうしたイベントを行ったことがないという完璧に手探りな状態からのスタートです。

でも個性的なメンバーそれぞれのスキルを活かせば、きっと形にはなるはず!

看板やポップを描いてくれるyuiちゃん&Naho.ちゃん。

どうですか、このおしゃれな看板!!!!!!!

草木から溢れるエネルギーまで描いてくれています。

文字からほとばしる情熱!!!!

かなりのパワーワード満載で、言葉の意味はわからなくても何かしら感じとってくれることでしょう。

漫画家の新井謙二さん

こんな可愛らしい似顔絵も描いてくれました。めっちゃ似てる(笑)

この黄色は、先ほどの草木と同じほとばしるエネルギー?

シンクロしてて面白いわー!!!

机やイスを貸してくれた林祐樹さんも、めっちゃ感謝です!!!

いやこれ、すんごいぞ!!!!!!

はちゃめちゃ立派なイベントブースになってますやん。

宣伝部長であるゆうじろうの呼び込み効果は絶大!!!

手作りブースに続々とお客さんが集まります。

これまで協生農法の言葉を聞いたことない方々に、その存在を伝えるチャンス。

食べて飲んで、その効果を実感していただくのが一番早い。

焙煎ムクナ豆茶を通じて、1粒のタネから伝える世界平和。

笑顔で始まる、日本中の耕作放棄地を恵みの森に変えるプロジェクト。

僭越ながら、私もトークショーの一人として調和する世界の素晴らしさについて、少しお話をさせていただきました。

人間も動物も虫も微生物も野草も、生きとし生ける全ての生命が調和する協生農法。

これまで害獣、害虫、雑草と呼ばれ「敵」とされてきたものたちをスタッフとして招き入れ、営みを繰り広げてもらうことでその理想郷は完成します。

協生。協力して生きる。命の輝きが命を生み出し、我々は感謝していただく。

種採りを行い、次の世代へと命を引き継ごうという植物の使命も全うさせる。

私は生産者ではない。生産するのは動植物たち。私は麦わら農園アパートの管理人。

靴を脱ぎ、大地とつながることで湧いてくる言葉。

私が発する言葉は、地球やすべての生命が伝えたい叫びでもあります。

誰かよくわからんおっさんの話に深くうなづいてくださる方も大勢いて、ものすごく励みになりました!!

こちらは、協生農法の先輩である流美さん田中さん。京都からわざわざ駆けつけてくれました。

7年前、私が協生農法を始めた直後に先輩の農園を見せていただくことで、どれだけ勇気づけられ感動したことか。

流美農園のコミュニティファームDAYと題し、たくさんの方と一緒に農作業や収穫体験をしたあの楽しい思い出が私を今日まで導いてくれました。

残念ながら流美農園は取り壊され駐車場に変わってしまいましたが、あの美しい農園の姿は私の記憶の中で今も太陽のように輝いています。

先輩が私の心に蒔いてくれた希望のタネ、それを私はアースリズムマーケットで引き継いでいきます。

その壮大な夢の第一歩となる初出店に、お二人に立ち会っていただいたこと。一人泣きました。

重い重い絆のバトンではありますが、しっかり次の世代へと渡していきたいと思います。

理念を共にするパーマカルチャー研究所の同志たちもいる。

一人では成し得なかった夢も、仲間と支え合うことで叶えることができる。

こうしたストーリーがあるのは、私たちのブースだけではありません。

1ブースに、それぞれのスキルや思想を持つ人たちが集まり力を発揮する。

1つの畑に100種類以上の有用植物を混成密生させる協生農法そのもののようで、魂が震えました。

60のブースが集まり、そのエネルギーはさらに多様性を増す。

一人一人の想いが繋がりあい、笑い合い、調和する。

縦横斜めに循環することで、やがて大きな大きな球になる。

1つ1つのブースが地球のような惑星で、それらが集まることで銀河となる。

このイベントは宇宙だ。神羅万象と繋がるアースリズムマーケット。

私達の意思が明日の日本、世界、宇宙を形作る。

こんな素晴らしい機会を与えてくれた柏野海佑さんをはじめ主催運営スタッフの皆様には感謝してもしきれません!!!

撮影:MASSAN&CHIRO

青い空の先に広がる地球の未来。

本気で、笑顔で、心弾ませながら、それらに取り組む地球守たちの楽園がここにありました。

リズムは脈の音、僕らは地球を赤く熱く流れる血液だ!!

生命の調和と地球守の祈り「アースディin OSAKA」” に対して2件のコメントがあります。

  1. たつ より:

    昨日の今日なのにさっそく記事をあげてくださり感謝です。
    お天気に恵まれてよかったです。
    会場の熱気や麦わらさんたちのブースの面白さがたくさんの写真から伝わってきました。
    禅ボール、興味深い。

    「一人では成し得なかった夢も仲間と支え合うことで叶えることができる」にジーンときました。
    それぞれのブースにそれぞれのストーリー。
    いつもありがとうございます。

    1. たつさん
      ありがとうございます!何とか2日間駆け抜けることができました。。。
      いやホントに仲間は大事!禅ボールの店主さんもめちゃくちゃ意気投合したので、今後一緒に面白いことをやっていけそうな気がしておりますよ!

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