タネを蒔けば植物が育つ喜び

5月になりました。

協生農法を実践し始めてから7年目に突入です!!

1反の水田跡に造成した麦わら農園

かつてジュルジュルかつカチカチだったこの土地が、6年経って食べられる森へと変貌を遂げました。

協生農法は本当にすごい。。。

水田をそのまま放っておいても、たった6年でこんな盛り盛りとした姿にはなりません。

自然界では何百年もかかる事柄を、100種類以上の有用植物を導入し拡張生態系の作用を用いることで、こんなに短期間で急成長する。

圧倒的存在感。

自然ではないけれど、動植物の楽園は造れる。(もちろん当人たちは生きることに必死ですが。)

新緑のこの時期は、新芽や若葉の黄や緑など色のグラデーションがとても美しい。

生命力に満ち満ちた季節。好きだなぁ。

ヤマウド

ヤブカンゾウ

色とりどりのエンドウ類

ソラマメも順調に成長。

こちらはダイコンの蕾

今年は随分と数が少ない。。。。

こんなこともあろうかと去年種蒔きせずに残しておいた分も多少あるので、合わせて秋に蒔きたいと思います。

何でも「念のため」を考えておくことは大切ですねー。

今年絶好調なのが、今年新しく造成したつる性棚。

根元に見える緑の部分、これ全面が野菜です。

二十日大根レタスエンドウミックスリーフ

タネを蒔いたら育ってくれる。

6年かけ、こんな環境までたどり着くことができました。

畑全面を野菜マルチの状態にすることも可能ですが、残念ながらそんな資金はありません。

農園見学に来てくださる方を驚かせるため、ごく一部分で試していますがもうちょっと広げてもいいかも。

ちなみに伊賀のむらんちゅ麦わらファームは、全ての畝をこの状態に持っていこうかと思っておりますので、そちらもお楽しみに!!

イベントやお話会などで皆様からいただいた活動協力費を活用して、無い知恵を働かせてみます。

タネを蒔けば植物は育つ。

当たり前のようで当たり前ではないこの喜びを実感しながら、7年目の奇跡を楽しんでいきたいと思います。

タネを蒔けば植物が育つ喜び” に対して2件のコメントがあります。

  1. たつ より:

    麦わらさん、いつもの定点観測写真ありがとうございます。毎度思いますが緑の船のようです。このまま宇宙に出発できそうなほどのエネルギー。
    先例として実際にみると、あぁ本当にこうやって食べられる森が6年でできるんだとわかるのでこのブログの果たす役割は素晴らしいです。
    野菜マルチをもっとみたいです。そして私もやりますよ〜。もっとタネを蒔きます。

    1. たつさん
      緑の船、感動的な表現ありがとうございます!
      地球船麦わら号、ノアの箱舟のようにいくつもの生命を未来に運んでいきますよー!!
      たつさんの畑の様子も楽しみです!

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