粘土質を活用した新エリア「貯水池ゾーン」造成

今からさかのぼること1か月前。

畑の地質を調査するため、土壌を50センチほど掘り進めていたことがありました。

表層の20センチくらいまでは黒い粘土質の地層。

ここまでは植物の根が張った跡などが見つかり、掘っている途中にミミズを発見するなど生物が住んでいることを実感します。

そこから下は掘っても掘ってもガッチガチの重粘土が出てくるばかり。

水も空気もほとんど通すことのない分厚い不浸透層がありました。

この場所は水田跡を利用していますからね、水を溜めるためにもこうした層を作ったのでしょう。

これが畑の水はけの悪さの正体です。

 

そして今日。

再び穴を掘った場所を訪れてみると・・・

 

!?!?

年末に降った雨が抜けずに溜まっていました。

周りはすっかり乾いているのにここだけ水がたっぷりって、すごい貯水効果ですよね。

。。

。。。

これ、使えますよ!!!!!!

 

<スポンサーリンク>

粘土を活用した新エリア「貯水池ゾーン」

こんなに水が溜まるなら、むしろその特性を利用してしまえばよいのではないのでしょうか。

特に水はけの悪い湿地帯ゾーン

言い換えれば「特に水を溜めやすい」ということにもなるはず。

畝の真ん中をくり抜き、掘り進めていきます。

ここにもやはり不浸透層がガッチリと。

当たり前ですが、水は高いところから低いところへと流れます。

雨が降れば、周囲の雨水がこの場所に大量に流れ込み貯水池のようになるはず。

梅雨の時期なんて、水は枯れることなく溜まり続けることでしょう。

そうすると、うまくいけばこの場所で生活する水棲生物が現れるかもしれない。

通年ではなく限定的ではありますが、畑に新たな環境を生み出せるのではないかというのが貯水池ゾーンの狙いです。

畝の真ん中をくり抜いて使うという発想は、なかなか斬新ではないでしょうか。

畑の中にどれだけ多様な環境を形成できるか、どれだけ植物や生物を混成できるか。

つまり、どれだけ多くの生命を集められるかが協生農法の肝。

日陰や隠れ家を作るのも呼び水、果樹を植えるのも呼び水、水を溜めるのもまた呼び水。

野菜作りではなく、環境造り。野菜は勝手に育ちます。環境は意図しなければ造れません。

 

実際にどれくらいの期間、池のような状態でいられるのかはわかりませんが

周囲の水切り×新しいニッチの形成

という2つの効果をもたらしてくれる可能性があることは間違いないでしょう。

まぁ恐ろしいほどボウフラも湧きそうですが、きっとオタマちゃん等がなんとかバランスを取ってくれるはず。。。

今ある環境をどう活かし、協生していくか。

高畝化は足し算、貯水池は引き算。

プラスマイナスの押し引き方法で、今年も色々考えながら楽しんでいきたいと思います。

<スポンサーリンク>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください