麦わら農園の「窃盗」に思う事
昨日、麦わら農園内の野菜が窃盗に遭いました。。。
モーウィ12本とイチジクの果実など確認できるだけで20個以上😭
悲しいというか無力というか、何なんでしょうね。
世の中、そんなに苦しいですか??
お腹が減って死にそうなら、声をかけてくれれば対応の仕方もあります。
何より悲しいのは、未熟な状態のモーウィをごっそり捕っていかれたこと。
まだまだ実は大きくなり、甘さもこれから増していきます。
現時点で見た目はキュウリのようなので盗んだのだと思いますが、、、
早い!早すぎる‼️‼️
どうせ食べるなら一番美味しい状態で食べやんかい💢
青み臭さが残る状態で食べて
「なんだ。協生野菜ってこんなもんか」って
判断されるのが、とんでもなく悔しいわい🥺
「犯罪で手を汚さずに、土で手を汚そう」
友人からこんなステキな言葉をもらいました🙏
本当にその通り。
周辺に耕作放棄地は山ほどあります。
そこにタネを蒔けば、
いくらでも野菜は採れるということを
ずーーーと言い続けているんですけど、
なかなか広まらず。
僕に声をかけてくれれば栽培地は紹介できるのに何故それをしないのか。
盗むより育てた方が楽しいよ絶対。
一番「楽」な方法教えてるんだもん。
「お前の活動はまだまだだよ」
「早く伝えないともっとひどいことが起こるぞ」
と警鐘を鳴らされているのかも知れませんね。。。
作家・吉行淳之介さんの言葉で
汚れるのが厭ならば、生きることをやめなくてはならない。
生きているのに汚れていないつもりならば、それは鈍感である。
という一説があります。
生きていれば誰でもやましい部分はあるし、
魔が差すこともある。
僕だって欲望の化身です。
「獣のようだ」と表現する人もいるけれど、
それは獣に失礼🦌
彼らは正直に生きているだけ🐗
食べ残しとして、ちゃんとタネをこぼしてくれるし恩返しもする。
モーウィが動物に食べられることもあるけど、タネはいくつかは残してくれる。
ちゃんと完熟状態になってから食べてくれますからね。
野菜とWIN-WINな関係を保っているわけです。
未熟な状態で全部収穫していくって、
無意味なただの強盗ですよ。
お腹は満たされても心は満たされない。
僕は「人間」として本当の生き方を実践したい。
あー、種を蒔きたい。
もっともっと。
土も心も溢れるほどの種を。
満たされなければ奪い合う。
満たされていれば分かち合う。
そんな簡単な仕組みを知っているのに
広められない自分が
もどかしくてたまらない。