MALICE MIZER 25th Anniversary Exhibition@渋谷・ESPミュージアム
一昨日から東京渋谷のESPミュージアムで開催されている「MALICE MIZER 25th Anniversary Exhibition」に行ってきました。
MALICE MIZER(マリスミゼル)は究極のヴィジュアル系バンドといわれた伝説のアーティスト。
中世ヨーロッパを彷彿させる耽美な世界観のメイクや衣装に加え、クラシックやロック、さらにオペラに賛美歌まで融合させたような妙曲でミゼラー達を魅了し続けてきました。
リーダーであるMana様を中心に、ギターのKözi、ベースのYu~ki、ドラムのKami、そしてボーカルのGackt.Cで活動していた1990年代後半は黄金期とも言われ、オリコンチャートに名前を並べることも多かったです。
私も高校生の時に友人から教えてもらったのですが、それ以降ドはまり。周りにも結構好きな人がいましたね。
特に、1998年に発表された3枚目のシングル「月下の夜想曲」は20年経った未だに私のカラオケの定番ソングとして愛用させていただいております。
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MALICE MIZER 25th Anniversary
今年はMALICE MIZERが結成して25周年。
9月8日、9日の2日間、豊洲PITで行われた「Deep Sanctuary VI~MALICE MIZER 25th Anniversary Special~」を記念してESPミュージアムでは、歴代のポスターに小道具、使用楽器などMALICE MIZERの軌跡を追う展示会が行われています。
こちらは、月下の夜想曲のPVに登場したMana様とKöziの化身である人形。今にも踊り出しそう。。。
メジャーデビューシングル「ヴェル・エール~空白の時間の中で~」のPVに登場する本といった激烈にマニアックなアイテムも多数展示してあり、青春時代を思い出して胸が熱くなりました。
当時は、LUNA SEA、DIR EN GREY、Pierrot、PENICILLIN、SHAZNA、La’cryma Christiなどなどヴィジュアル系バンドブームの最盛期でしたからね。
その中でも、暗い漆黒の闇の中に光が差し込むような壮大なスケールの楽曲を生み出すMALICE MIZERは群を抜いて凄かった。。。
曲の1つ1つが戯曲でありミュージカルのようで、舞台にどんどん引き込まれて行く感じ。
多感な思春期にMALICE MIZERと出会えたというのは私の財産かもしれません。
そんな人気絶頂のさなか1998年に起きたボーカルGackt.Cの突然の脱退。
その翌年、クモ膜下出血によるドラムKamiの急逝。。
Gackt.Cの後に加入した新ボーカルのKlahaも消息不明。。。
2001年に活動停止となってしまったMALICE MIZERが25周年を機にもう一度ライブを行うなんて奇跡以外の何物でもありません!!!(今回かつてのボーカルは参加しないようで、歴代のローディーさん達が歌ってくれました。)
豊洲ピットの初日ライブチケットは販売まもなく即完売。根強い人気に驚くばかりです。
当時、MALICE MIZERに熱狂していたミゼラーの方々必見の展示会は9月24日(月・祝)まで渋谷ESPミュージアムで開催中。
15日からは今回のライブで使用した衣装も展示されるそうです。
心の奥で眠らせていたBeast Of Bloodを呼び起こされるような感覚は非常に気持ちいいですよ。
次回MALICE MIZERが再開するのは5年後ですかねぇ。。。
個人的にはメンバーとしてドラムにZIGZOのSakura(Kamiの師匠)、ボーカルにウミユリのhitomi(元ローディー)に加入していただき、第4期MALICE MIZERとして活動して欲しいです!
過去のMALICE MIZERを追っても帰ってくることはありませんが、未来のMALICE MIZERなら作り出すことができる。
色あせることのない新しいMALICE MIZERの姿をこれからもずっと見ていたい。
長年止まっていた時計の針が再び動き始める日も近い!?!?
※追記:9月15日から追加された衣装についての記事はこちら。
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