土壌の「残存エネルギー」とは何か?

昨日の台風21号は物凄い風でしたね。。。

全国75か所で最大瞬間風速を更新したという恐ろしい力。

一夜明けて台風一過。畑がどうなっているのか様子を見に行くことに。

とかく気になるのは果樹たちです。。。

あー、やっぱり起こしたばかりのサクランボは再び倒れていました。

今回は根っこもブチブチと切れてしまっているようなので、もしかすると枯れてしまうかもしれませんね。

 

昨年5月、10年以上耕作をしていない場所を掘り起こして植えたサクランボ。

植えた当初は枝も伸びておらずヒョロヒョロの状態。

しかし1年経った今は、こんなたくましい姿に。

何度も言いますが、肥料も水も私は何も手を加えておりません。

たった1年で果樹がここまで大きくなると誰が想像したことか。

恐らく畑の残存エネルギーのおかげでメキメキと成長したのでしょう。 

でも根を張るよりも枝が伸びるのが早すぎて、ちょっと頭が重くなりすぎたために倒れてしまったのかもしれませんね。

 

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台風21号の影響は・・・

きっとサクランボ同様、他の果樹たちも倒れてしまっているのでは。。。

覚悟を決めながら散策を続けます。

・・・しかし、

どの樹もこの樹も・・・


全っ然、平気。

「え?何かありましたか」ってくらいの佇まいです。

というかサクランボがあれだけ大きく成長していたのに、麦わら農園の果樹たちはほとんど成長の兆しが見えません。

2年前まで毎年耕され続けていた田んぼ跡に造成した麦わら農園。

そこには「残存エネルギーはゼロ」に近かったということなのでしょう。

こんなに差が出てくるとは、本当に面白いですね。 

そもそも慣行農法は「耕すことで土壌のエネルギーをゼロに戻し、肥料と水の力で野菜を作り出す」という考えなので土壌に力があると成長速度がまちまちになって都合が悪いわけです。

収穫の時にサイズや形が揃っていないと規格外になって出荷ができませんからね。

でも家庭菜園なら規格なんか関係ないわけですから、成長が揃わず長い期間収穫を楽しめる方が嬉しいのでは?

しかも、自分たちの力だけで育っていく野菜達の生命力も美味しくいただける。

さらに土壌環境も復元でき、周囲の生物達も活き活きと。

それなのに何故、父親が反対するのか。

理由は「近所からの見栄えが悪いから」。

・・・お粗末すぎる。視野が狭すぎて呆れてくる。

 

台風後の野菜達

ちなみに8月の台風で倒れ、再生していたキクイモ師匠は・・・
凛とした表情。

「背さえ低ければ台風など何とでもないのだよ」と得意げです。

その一方、台風でかなり慌てていたであろう野菜も。

つるをグングン伸ばしていたハヤトウリです。一昨日までは上へ上へと這わせていたのですが・・・

台風後はこの通り。「へ」の字のようにつるを反対方向に曲げていました。

ロープのある方に体を曲げ強風で飛ばされまいと必死絡みついているのがわかります。

流石は勢力旺盛なハヤトウリ。臨機応変な対応力には恐れ入りました。。。

植物や微生物など生物たちの力により、徐々に土壌が生成されていくにつれエネルギーも生み出されていく。

そのエネルギーで果樹や野菜達は成長する。私たちはそれを見守っていけばいい。

余計なことをする必要はない。それが「協生」であり「自然」。

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