雑草化する野菜達
晩秋の麦わら農園。

夏のような雑草たちの勢いはなくなり、今まで隠れていた野菜たちが姿を現すようになってきました。

こちらはイチゴ。ライナーでどんどん生息域を広げていっています。

先日紹介したミニトマトやホワイトカラントも未だに収穫期が続いています。

畑に行くたびに小さなタッパー一つくらい収穫しているのですが全然追いつかないですね。
根元には熟して落ちた実もたくさん。
来年も同じように勝手に生えてきてくれるとありがたいのですが、それは期待しすぎでしょうか。
しかし、中には、すでに雑草化している野菜も。

こちらはこぼれ種ニンジン。
今年もバンバン成長してくれていますね。
ニンジンは完全に雑草化したようです。圧倒的に強い!!
種取りの必要なしに毎年どんどん更新してくれています。

さらに、畝中にコロニーを形成しているのはシマラッキョウ。
以前、雨が降るとすぐに水没していた畑では、根腐れし枯れかけていましたよね。
でも畑を高畝化し、そこに植え替えてみると・・・

まぁ、増えること増えること!!

3粒ずつくらいをひと固まりにして植えたら、こんな大きな塊になりました。
分決してどんどん増えていったんですね。

シマラッキョウは収穫する際、大きな塊を2つに割って、半分を同じ場所に植え戻すとまた同じように成長していきます。
無限ループのように再生していくので、大きな株まで成長したらあとは定期的に収穫するだけ。
勢力旺盛で雑草にも負けず、しかも年中収穫可能という万能野菜です。

まぁ、夏場は草にまみれてどこにいったか分からなくなるので、晩秋から翌年春くらいまでが収穫期ですかね。
畑中に植えておけば、そこらじゅうで勝手に増えてくれるので初期造成には是非オススメしたい野菜の一つです。
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貯水池ゾーンのあの野菜も
さらに、こちらは貯水池ゾーン。

実験的に導入を試みたマコモでしたが、ほれこの通り。

立派に成長しすぎて正直驚いています。
結局、一回も潅水することはありませんでしたが何の問題もありませんでしたね。
この子も強い!!!

貯水池だけでなく、雨水を通すための水路にも植えてみましたが、そこでもこの通り。
マコモは湿りっ気がある場所であれば、常に水に浸っていなくても十分成長できるということがわかりました。

大苗に成長してくれたので、来年はこれを株分けして植え付けを行いたいと思います。

あ、もちろん言うまでもなくキクイモ師匠は
周りの雑草を駆逐しながら勢力範囲を広げております!
キクイモを導入するなら、広めの専用畝を用意した方がよいです。
ハーブ並みに増えていきますので悪しからず。

