強健な野菜が仲間入り「ワサビダイコン」
麦わら農園に新しい仲間を迎えることになりました。
こちらアブラナ科の多年草ワサビダイコンです。
葉がダイコン似ていて、根はワサビのようにピリッと辛い味がするため、この名前が付けられたといわれています。
山わさびや西洋ワサビという別名もあるそうです。
ヨーロッパではホースラディッシュとも呼ばれ肉料理の付け合わせなどに用いられています。
この野菜、とにかく強健で栽培が容易とのこと。
そうと聞いたら畑に導入しない手はありませんよね。
ここのところキャベツ、ナス、ハクサイ、ブロッコリーなど家庭菜園で人気の野菜は殆ど導入せず、山ウド、キクイモ、シマラッキョ、宇宙芋、マコモ、そしてワサビダイコンと普段スーパーでは見かけない野菜ばかりを導入しています笑。
野菜の「養分」ではなく、自らのチカラでたくましく成長した「生命力」をいただくのが目的ですから育ちやすいものであれば何でも良いわけです。
「この場所でこの野菜を大きく育てたい(肥料と農家の技術力)」という慣行農法。
「農園内で食べられそうな野菜を見つけて収穫する(植生遷移と多様な生物たちのチカラ)」という協生農法。
そのため、無肥料・無農薬・不耕起をうたう自然農や自然栽培とも根本的な考え方がまるで違います。
畑で野菜を育てているという意識はなく、シーズンごとに山へ山菜を探しにいくという感覚の方が近いと思います。
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ワサビダイコン、衝撃の美味しさ
植え付けを終え、近所の産直場に行ってみると・・・
なんとワサビダイコンを発見しました。
10センチほどの根が9本入って900円。結構お高いんですね。。。
せっかくなので買って食べてみることに。美味しいと美味しくないのでは経過を見守るモチベーションも変わってきますからね。
切った断面はダイコンというよりもゴボウのような感じ。
ピーラーで皮をむくと真っ白!! こう見るとダイコンのようにも思えます。
それをすりおろせば、今度はショウガのよう。
これを醤油に浸してご飯の御供を作ってみました。
白米に乗せて食べてみたところ・・・
うんまぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁああああーい!!!!!
脳みそにピリッと響く衝撃的な美味しさ。
ハッと気が付くと一瞬で白米がお茶碗から消えているというミステリー。
これはハマる。焼肉にも合うし、お餅にも合う。年末年始の主役を盛り立てる最高の薬味ですわ。
そうなったらやることは一つ。
根っこを3センチくらいに切って・・・
土の中にIN
こんなもん、ただ食べてしまうなんてもったいなすぎる!!!
プランターで苗を育てて、畑で増やすっきゃないですわ。
今の状態のまま、畑に植えても良かったんですけど、さすがにお高かったので、ある程度苗が大きくなるまで成長させ、少しでも根付く確率を上げておきたいじゃないですか。
また新しい楽しみが増えました!