竹守農園の種蒔き
タケノコの収穫がやっと落ち着いてきた竹守農園。
やっと本格的な畑の造成がスタートします!
間伐した竹をそのまま支柱に使い、その膨大な生命エネルギーがどのような作用をみせてくれるかを観察。
このまま地面にタネを蒔いてもよいのですが、どこが畝かわからなくなってしまうと子供達に踏まれまくってしまうため、若干土を盛って畝との境を強調してみることにしました。
そこに先駆者として迎えるのは、麦わら農園のシマラッキョウやヤマウド。
うまく活着してくれるかわかりませんが、こうした多年生の野菜や山菜は貴重な戦力です。
他にも、実生で育ったビワの幼木も定植。
敷地内は竹が占有しており多様性が乏しいので、いろいろな科属の植物を導入したいところです。
竹に覆われながらもなんとか生き延びていた自生のヒイラギやナンテン、コナラなどの樹木はありがたくそのまま利用させてもらおうと思います。
以前、竹支柱に麻ひもを巻き付けていたのですがブッチブチに切れてしまっていたので、
今回は100均のネットを利用し、つる性植物の棚を作ることにします。
ネットの下に種まきするのは、ムクナ豆、フジマメ、16ササゲ、宇宙芋。
去年、麦わら農園で育ってくれた勢力旺盛な子たちです。
水田跡と竹林、環境の異なる2つの畑でどのような成長を見せてくれるか楽しみです!
他にも、モーウィや万願寺とうがらし。
ニンジン、モロヘイヤ、シロナ、オクラ、トウモロコシ、カボチャ、ヒソップ、バーネットなど様々なタネを混成させてバラマキ。
竹ティピの笹壁は一度撤去し、足元に土を盛ってティピ自体をつる性植物の棚として利用することにしました。
ここは緑のカーテン代わりになるようヘチマなども植えていこうかと思います。
荒れ果てた竹林が、これからどのように協生農園へと変貌していくのか、それともすぐに竹林に戻ってしまうのか。
はたまたイノシシやシカに根こそぎ食べられてしまうのか。。。
竹の生命力を活かしつつ多様な動植物を躍動させる方法を考えるだけでも楽しいです。
初めての挑戦は、やっぱりワクワクしますねぇ!!!
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