シマラッキョの株分けと収穫三昧

春分の日が過ぎ、ポカポカ陽気で麦わら農園も春爛漫という感じ。

この季節、一番好きです。まだ生き物たちの姿は少ないですが、虫が少々苦手な子供たちもルンルンで畑作業をお手伝いしてくれます。

秋に自分が種蒔きした畝が一面花畑になって大喜び。

愛でるだけでなく、食べられるというのが嬉しいようです。正直者ですねー。

数ある野菜の中でも、子供たちの好物がこちらの「みやま小かぶ」。

小ぶりなカブですが、むっちゃくちゃ甘い!!!!

生でかじっても柔らかく、サラダ、みそ汁の具、漬物と何にしても美味しいです。

花も葉っぱも美味で、捨てる所が一切ありません。

カブの横に生えているのは「のらぼう菜」。

紫色の茎をサラダスティックにして食べるのですが、こちらも柔らかく苦みがないのでとても美味しいです。

ばら蒔きでも勢力旺盛なためバンバン生えてきてくれます。耐寒性も強く、この時期の主力選手の一人です。

うちの野菜は、こんな感じでだいたいどれも手間がかからないものばかり。

前回の記事でも紹介しましたが、ゴーリキマリンビレッジの新農園からいただいたシマラッキョウは年々株が大きくなっています。

畝全体を覆いつくすかのように勢力を拡大しはじめたので、こうなってきたら株分けします。

ほら、立派な球根。

スコップで掘り起す際もメリメリと音を立てて、いかに強く根付いてくれていたかを実感します。

収穫した株を2つに分け、1つは収穫、1つは植え戻し用にします。

こうして半分、元の場所に植え戻しておくと自分の残存エネルギーで来年また大株になってくれるという無限サイクル!!

多年草のシマラッキョウは、是非是非導入してもらいたい野菜の一つです。

収穫後も、数が数なだけに半分収穫しても見た目はほとんど変わりません。

今年もどっさりと収穫ができたので、農園内でまだ植えていない部分へと植え付けを行いました。

3年目にしてなんとか農園全体にシマラッキョウを行き渡らせることに成功!

しかも元手無しで。。。 むーさん、本当にありがとうございました!!!!

 

 

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しかし、手間がかからないとは言っても種まきや株分けはどうしても必要。

そんな中、とてつもなく優秀な子がいます。

画面真ん中の土地にご注目。

特徴的なこの葉っぱ、もうお分かりですね。

そう、ニンジンです。

この子たちは種まきをする必要もなく、毎年こぼれ種からガンガン発芽し成長してくれます。

種採り&種蒔きの必要すらなく、ただ収穫をするだけ。

こんな夢のようなことがあってよいのでしょうか。

見つけやすい葉っぱの形をしているので、子供達も宝探し感覚で楽しんで収穫してくれます。

最初の30分ほどは、ピースサインも出て元気満々にお手伝いしてくれていたのですが・・・

ほんと、なんぼほどあんねんというほど大量に採れるため、徐々に疲れてきた様子。

まぁ、スーパーに並んでいるニンジンとは比べ物にならないくらい小さいことは確かですが、数と味で勝負ですね(笑)

でも年々少しづつ着実に大きくなっていっていますよ。

敷地全体、もしくは周辺を含めた環境の最適化。それが進めば農園全てが食べられる森になる。

そうするには、まだまだ種の種類や量が不足していますが、だいたい3年も経てばなんとか形になることが分かりました。

・・

だって、最初は・・・

こんなコンクリート状態からスタートしたわけですからね。

石の上にも三年とは良く言ったものです。

こんな水田跡からでも協生農法は問題なく実践できます。

興味はあるけど、出来るかどうか悩んでいるという皆さん。

私以上に悪い環境はなかなかありませんよ(苦笑)

自信を持って、樹を植え種を蒔いてみてください。

人生に潤いが出てきます。毎日が楽しくなってきます。

そして仲間が増えるたび、知らず知らずのうちに自分だけでなく地球までも元気になっていきます。

長期的な視点が必要ですが、迷っている時間がもったいです。

少しでも興味がございましたら、是非一緒に協生農法ライフを楽しみましょう!

 

まずは、ゴーキリマリンビレッジで定期的に行われている協生農法講習会に参加されることを推奨します。

むーさんこと大塚隆さんのブログ「野人エッセイす」の「講習会イベント案内」というテーマをご覧いただければ

いつどんな講習会が行われるかがわかります!

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