野良パワー全開の「野菜タネ」

先日、遊びに行ったイベントで、無農薬・無肥料で固定種の野菜を育て、そのタネを採り続けているという松阪市の「時芽輝農場」さんのブースにお邪魔し、自家採取している種を購入してきました。

時芽輝農場さん自らが1枚1枚版画で刷っているという袋には、野菜の名前と、その野菜の「野良パワー」のレベルが示されています。

野良パワーとは時芽輝農場さんが定めた「野菜が自分で生きようとする力(生命力)」の指標。どれだけ無肥料、無農薬でも育ちやすいのかその目安のレベルだそうです。

野良パワーは1から5まで。タネを採り始めてまだ年数が経っていないものは数値が低く、もう何年も繰り返してタネ取りを行うことで無肥料でも育ってくれるようになった「野良力」が強いものは数値が高くなっているそうです。

時芽輝農場さんいわく、だいたい5年以上自家採種を繰り返したものは、その土地の環境などを記憶、順応し、強く豊産、生命力にあふれた姿に変わっていくのだとか。

特に野良パワー5の種は、こぼれ種からでもグングン成長するという生命力抜群の野菜達とのこと。

そんな素晴らしい野菜の種なら私の畑でも、きっと育ってくれるのではとの思いを込めて数種類の種を蒔くことに。 

もちろん、どれも野良パワー5の屈強な野菜タネばかりです!!

私は去年の秋から固定種の野菜タネを蒔き始めたばかりなので、こうしてすでに無肥料でも育つ力を蓄えたタネに出会えたことは本当に嬉しい!

ここで、さらにタネ取りを繰り返し、私の畑の土壌に合った野菜に変化していってくれたらと期待が膨らみます。

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野良パワー全開の「固定種野菜」

さっそく野良パワー全開の野菜タネを蒔いていきましょう!

まずは「ホワイトカラント」。

初めて聞く名前だったので調べてみると、黄色のマイクロトマトとのこと。

1mmほどの白くて小さい果肉をつけ、それがとっても甘いのだそうです。

中の種はこんな感じ。

普通のミニトマトの種と見た目はほとんど同じのように見えますね。

高畝にしたゾーンに蒔いてみることにします。

いいですねぇ。うちの畑で固定化できてきたら「パールトマト」とでも命名してみましょうかね。

 

続いて蒔いたのは「ストロベリーミルクホオズキ」。

こちらも珍しい食用のホオズキとのこと。

なんと、イチゴミルクキャンディのように甘いのだとか!?

全く未知数、想像ができません。。。

タネはこんな感じ。これはどこに蒔いたら育つのか情報が少ないので、いろいろな場所に分けて蒔いてみることにしました。

3つめは「高知もちトウモロコシ」。

トウモロコシといえば、甘くて水分を多く含んだスイートコーンを思い浮かべると思いますが、こちらは全く別の品種。

でんぷん質が多く、水分や甘みは少ないものの、火を通すと粘り気がありモチモチの食感が楽しめるという日本在来のトウモロコシなんだそうです。

色とりどり、カラフルな種が入っていました。 

おじいちゃんおばあちゃんが昔から食べていたような懐かし~い味だそうで、一度食べてみたいなぁ。野良パワー5ですから、少しは育ってくれるでしょう!?!?

他にも、カボチャやキュウリの種も購入したのですが、それはまた別の機会に蒔きたいと思います。

命をつなげるタネ取りの魅力

自分の畑で育った野菜から種を取り、それをまた蒔いていく。

それを続けていくことで、徐々にその畑の環境に順応し、その家独特の味の野菜が生まれる。

こうして日本中で様々な伝統野菜が生まれてきました。

昔はお嫁入するときに実家の畑の種を嫁ぎ先に持っていったという話もあるそうです。

もちろん無肥料でも育つ野菜、そのタネが世の中に増えてくれば、地下水を汚染することもなく環境保護にもつながっていきます。

大量生産向け、その代限定で優勢のF1種が世の中の9割以上を占める現代において、時芽輝農場さんのような志のある農家さんがいてくれることが何よりの救い。

私も、ただの家庭菜園ではありますが、自分でもそうした命の種を受け継ぎ、次の世代へと引き継いでいきたいと思います。

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