「こぼれ種ニンジン」のモノスゴイ生命力
つい先週までは暖かい日が続いていたのに、今週に入ったとたんに毎朝びっしりと霜の降りる寒い日が続いています。
しかしながら、えげつないほどの寒暖の差ですよね。。。
人間だったら一発で体調を崩してしまいそうなものですが
麦わら農園の野菜達は元気いっぱいの様子。
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雑草の成長は大半がすでに止まっているため、冬野菜だけが日に日に大きくなっております。
種蒔きが1か月くらい遅れた春菊や
チンゲンサイたちも暖冬のおかげで発芽が間に合いました。
去年は一切発芽してこなかったほうれん草も、今年はバラ蒔きでこんなにたくさん。
サンチュだって、すっかり食べごろのサイズに。
中でも驚きの成長を見せてくれたのが「こぼれ種ニンジン」。
種採りも蒔くこともせず、落ちた種からそのまま発芽し成長してきたド根性のニンジンたちです。
これまで間引き作業もしてこなかったのですが、自然と淘汰されている感じがします。
その中で生き残っているのはどんなニンジンなのか、試しに抜いてみると・・・
こんな感じ。
やっぱり土壌が硬いためか太さはあるものの、なかなか下に伸びていけないようです。
それでも中には・・・
こーんなドエライ姿に成長するものも。
引き抜いた瞬間、マンドラゴラのごとく魂が抜かれてしまうのではないかという恐怖感に襲われるほど。
躍動感あふれる姿かたちからほとばしる圧倒的な生命力!!!
食べることを躊躇してしまうそうになるほどのたくましさ。
ためいきが出るほどまでに美しい。生きている野菜とはこういうものだ。
私たちはこうした動植物の命をいただくことで生きる糧としている。
生命力あふれる天然野菜を食べられる幸せ。協生農法は本当に素晴らしい。
思わず手を合わせて祈りたくなるほど。
今日も命をいただきます。
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