まるで泥岩!?粘土質の畑が驚きの「変貌」

伊賀盆地の中に位置する三重県名張市。四方を山に囲まれ寒気が溜まりやすい立地上、相変わらず寒い日々が続いております。

夜には、165号線の外気温計で氷点下7度って出てましたし。。。

翌朝になると、霜がびっしりと降りてました。

まぁ、太陽が高く昇り始め気温が上がってきたら、すぐに溶けてなくなるんですけどね。

太陽の光が当たらない日陰の場所だけくっきりと残っている霜。

影が引っ込んでいくと追いかけるように、なくなっていきます。太陽の暖かさは偉大ですね。

粘土質の畑が〇〇に・・・

畑からすっかり霜がなくなったので早速を作業開始します。

今日は昨年末に京都の流美農園さんからもらったキクイモの最後の植え付け。

とはいえ、もう99%くらいは終わっているのですが、上記の写真のように「料理に使ったキクイモの切れ端」を捨てずに冷蔵庫で保存していたので、それも植えることに。

欠片の状態で1か月半も冷蔵庫に入れておいたのに関わらず腐ってもいませんし、色変わりすらしていない

キクイモの生命力恐るべし!!

こんな小さな切れ端からでも、ぐんぐん育ってくれるそうですよ。楽しみすぎる。

そんなウキウキした気分で土を掘ろうとしたところ・・・

全っ然、スコップの先が入っていかない。。。

土がスコップを拒むかのように、一切の侵入を許しません。

え?なんで??どうなっちゃたのこれ。。。

カチカチっていうか、岩みたい。もはや泥岩の地層。 

触ってみるとかなり冷たい。どうやら表面の霜が溶けただけで浅い表土はまだ凍ってるみたいですね。

粘土質の土が凍ると、ここまでカチコチになるのか。

シルト状の小さい土壌粒子が凍ると、ただでさえ少ない隙間が完全に凝固してしまうからなのでしょうかね。

 

しかしながら凍った粘土質の状態って、すごくアレに似てますね。

・・

・・・

冷凍庫から出したばかりのアイスクリーム。

その絶望感にも似た硬さ。すぐに食べたいのに常温でしばらく置いておかないとスプーンですくえないというジレンマ。

 

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それでも、掘らなきゃしょうがないので、きえぇぇぇぇい!!!と奇声をあげながら、火曜サスペンス劇場ばりにスコップを振り上げた腕を一気に土に突き立てようとしますが全く歯が立たず。

これには西村京太郎もビックリですよ。

何度も何度も繰り返しましたが

全然変化なし。

ってか、この環境でよく野菜が育ってくれてますねほんとに。豆類なんて特に硬い場所を選んでまいたのに。

 

きえきえ言いながらスコップを土に突き立てる私。

ふと顔を上げると部活中の中学生が怪訝そうな顔でその様子を見ていました。

目があったので「いや、怖がらなくても大丈夫。おじさんは正気ですよ」という意味を込めて

ニコッと笑顔で返したところ、よほど怖かったのか瞬時に目を反らされましたね。

あの中学生がトラウマになっていないことを祈るばかりです。

今日はもう辞めよう。わざわざ凍っているタイミングで作業しなくてもいいだろう。

何か、ヒトとして重要なものを失ってしまったような気もするし。。。

今夜は熱燗でも飲みたい気分。

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