プチ水田ゾーンの「有用植物」
昨日は一日雨が続きました。
去年までは少し雨が降るだけで、すぐに畑は水没しておりましたが・・・
今年は全然問題なし!!
畑に雨水を流すための水路を2本整備したところ、それが見事にハマり水が溜まりにくくなりました。
とはいえ、湿地帯ゾーンは以前と同じように湿り気が多いのでそこでは里芋などがうまく育ってくれると思います。
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水田ゾーンに「新たな仲間」が
先日、麦わら農園に新しく造成した「プチ水田ゾーン」。
ここにはイネ科のマコモタケを植えていたのですが。。。
雨が降った途端、なみなみと水が溜まっておりました。
ぎゃぁぁぁ、まこもぉぉぉぉぉ!!!!
やはり、ある程度丈が伸び苗として成長するまでは別の場所で育成した方がよかったですね。
いきなり大失敗をしてしまいました。
しかし雨の度にこの状態になるのであれば、灌水の必要もなく楽に済ませそうです。
水田ゾーンもなかなか面白そうなので、マコモ以外にも有用植物を植えてみることにします。
香りがとてもよく、邪気払いや縁起の良い植物として古くから親しまれてきた「葉ショウブ」。
食用ではないものの菖蒲湯として用いることができますし、いつか導入したいと思っていた植物です。
プチ水田ゾーンは深い場所と浅い場所の2段階構造になっており、こちらは浅いゾーンに植え付けていきたいと思います。
ニッチを形成する際には深場や浅場など様々な変化をつけておいた方が、より多くの動植物が利用しやすくなります。
こうした植物があることで、トンボが卵を産み付けヤゴは茎や葉を登り脱皮をすることもできます。「有用」というのは何も人間だけに限ったことではありません。命をつなぐ柱として機能するはず。
こうした「生物を呼び寄せる仕掛け」を導入していくことも協生農法においては有効なことなのではないかと個人的に思っております。
なんて偉そうなことを書きましたが、、、ニッチと言えるほどの広さもなく、導入したことでどのような変化が表れるかはわかりませんが、楽しみに見守っていきたいです!