めっちゃ簡単!お手軽な「キュウリの種採り」
この夏、よく実ってくれたキュウリ。
市販で売っているものとは太さや大きさが段違いなため、1本でも相当な収量となります。
全部食べても良いのですが、いくつかは種採り用に残しておきました。
この緑がかった状態からさらに熟し、完全な黄色になったら種採りOKの合図。
こちらが完熟状態のキュウリ。まさに「黄瓜」。ズッキーニと間違うくらい真っ黄色です。
家庭菜園を行っている方は、収穫するタイミングを逃しこの姿になったキュウリを見ることもあるのではないでしょうか。
その際「もう食べられない」と捨てるのは実にもったいない!!!
キュウリの種採りは本当に簡単なので、是非挑戦してもらいたいです。
さっそく作業開始!!
ためしにスーパーで売っているキュウリと並べてみると、姿かたちの違いに驚かされます。
普段私達は未熟の若い状態を食べていることがわかりますね。
まずは、完熟した実を豪快に半分に割っていきましょう。
すると中にゼリーに包まれたタネが大量に入っていることがわかります。
それをレンゲやスプーンを使ってこそぎ取ります・
ゼリー部分は相当柔らかくなっているので、力を入れなくても簡単に取れます。
あっという間に、下準備が完了。
実からこそぎとったタネがゼリーに包まれているのが分かります。
この状態では選別がしにくいので「ゼリーをはがす作業」に移りましょう。
まぁ、移りましょうと言っても、
ただビニール袋に入れて太陽に2日くらい当てるだけなんですけどね。
天日に当てることで発酵が進み、ゼリーが種からはがれやすくなります。
ここで大事なのは、実から種をはがす際に水を足さないこと!!
水道水など、余計なものが入ると腐敗しやすくなります。
実からはがしたときに出る水分だけで十分ですので、ご心配なく。
二日後。蒸発した水分が袋内に付いているくらいで見た目はそんなに変わりません。
ボールなど容器に出して選別作業を行います。
水でガーっと洗うと、上に浮いてくるタネと下に溜まるタネに分かれるのが分かりますか?
上に浮いているのは中身のないタネ。これを蒔いても発芽しません。
浮いているものは取り除き。沈んだタネだけを集めます。
米をとぐ要領で何度か繰り返して洗うと、このようにキレイなタネだけが残ります。
後はザルに移してカリカリに水分がなくなるまで天日に干すだけ。
完全に乾燥できたら、小さなジップロックや茶封筒などに入れて冷蔵庫の野菜室などで保存すれば完了です!
私のような初心者でも手軽で簡単にできるキュウリの種採り、是非チャレンジしてみてくださいね。
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