久しぶりの河川生物調査で「自然」を思う

一昨日から河川生物調査に出かけています。今回は3月末まで2週間ほどの出張です。

しかしながら久しぶりの長期フィールドワーク。やっぱり自然に囲まれた中で仕事をするのは楽しいですね。

そもそも「自然」という定義自体、人間が勝手に区分したもの。

本来は自分達の周りにあるごく当たり前の風景。

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いつからか不自然と割合が逆転して「貴重」になってしまった存在。

当たり前が当たり前でなくなった今だからこそ、やっとこさ価値が見直されつつある。

いわば自然環境そのものが絶滅危惧種。

「自然っていいですね」と言ってしまっているこの現状が不自然ということでしょうか。

DNAという設計図を持って生まれてきた中で、どう生きてどう一生を全うするか。

頭で考えて失敗するなら本能に従い、誤りを遡ればいい。

生物同士が長い時間をかけて繋がりあってきた生態系。

私達人間も等しくそれらの命や環境に支えられて生きている。

この地球で、自分の生命としての役割はなんなのか。

普段の何気ない行動が自然環境にどのような負荷を与えているか。

便利な生活と引き換えにバランスを崩し絶滅の危機に瀕する生物たちの存在も忘れてはいけない。

まずは知ろうとすること。地球で暮らす隣人の声に耳を傾けること。

尊い命の存在に感謝し、見つめ、興味を持つこと。

そうすれば、少しずつ何かが変わっていく。

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