麦わら農園に「生命力」を!隼人瓜(ハヤトウリ)の定植
もう霜の心配がなくなってきたということで「例の野菜」の定植を行うことに。
里芋、キクイモと並び、麦わら農園2年目プロジェクトの看板となってくれる予定である「隼人瓜」です。
ハヤトウリはウリ科つる性で伸びる多年草。 1個植えると数十個、多ければ100個以上のウリが収穫出来てしまうという凄まじい生命力を持っています!
一方で、とにかく寒さに弱く、霜にあたるとすぐに枯れてしまうという打たれ弱さがあることから、霜の影響がなくなる今の時期(本当はGW前くらいの方がいいのかも)に定植を行うことにしました。
2月に4個購入して以来、もみ殻の入った段ボールに入れ暗所で保管していたのですが、、、、
さて、どうなっているのでしょうか・・・
・・・すると
なんか伸びてるんですけど!?!?!?!?
ベールをめくると、謎の紹介が明らかに!!!
芽が出まくってるぅぅぅぅぅ!!!!!!!!
すごいです。想像以上の生命力です。2か月間、水も何も与えずそのまま室内で保管していただけなのにこの発芽力。実に素晴らしい。。。
購入した時に比べ、瓜が小さくシワシワになっていたので実の養分を使って発芽していたのだと思います。
卵みたいですね。
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ハヤトウリの「棚」作り
勢力旺盛なハヤトウリ。地ばいでもいいのですが今回は「棚」を作って、そこにつるを這わせていきたいと思います。
縦1m横2mの間隔に杭を打ち、そこに1.5mのポールを立てていきます。
10センチ幅くらいの荒い網をかければ簡易棚の完成です。
ハヤトウリには「白」と「緑」の2種類があり、それぞれ別々の棚を作りました。
また、東西南北どの方角が生育にむいているのか確かめるため棚の向きを変えて実験したいと思います。
ハヤトウリの定植方法はとても変わっています。
種を取り出して植えるのではなく、芽をだした瓜をそのまま土の中に埋めるという独特な方法。
しかも、全部埋めるのではなく半分くらいは地表に出しておくのが良いとされているそうです。
もしかしたら、この状態でも埋めすぎなのかもしれません。。。
それでも1個の種瓜から肥料いらずで100個以上が収穫できるという生命力!
千成瓜という別名の通り、きっとグングン成長してくれることでしょう。
棚を作る「本当の意図」
わざわざ人工的に棚を作った意図は「つるが地表を覆いつくしてしまう事を防ぐため」や「収穫の作業効率を向上させるため」ではありません。
水田地帯のど真ん中にある私の畑は吹きっさらしの状態。
そこにハヤトウリのグリーンカーテンを生み出すことによって、半日蔭の環境を作り出そうというのが本当の狙いです。
棚の下にも野菜の種をまいて、日向と半日蔭で成長にどんな差が出てくるのかを観察できるのも魅力です。
生命力あふれるハヤトウリ、私の畑にどんな影響を与えてくれる存在になるのか非常に楽しみです!!
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