1年目の終わりで畑がまさかの「大変身」

河川の生物調査を終え、長旅から帰ってきました。

今でもまだ宮島の「弥山(みせん)」に登った余韻が残っています。(心身&筋肉痛という形で。。。)

しかし、往復4時間登山した割には不思議と疲れはありません。

これも気のエネルギーによるものなのでしょうかね。

帰ってきたら畑がまさかの「変身」

弥山原始林で見た朽ちた木は自らが養分となり次の命を育むという「倒木更新」。

私は、あの動植物の命の循環こそ大自然の理であり協生農法の理念に通じるのだと、強く心を打たれました。

人間が手を加えなければ、あんなに活き活きと本来の生を全うできる。

自分の畑をその状態に近づけたい。まぁ人間の力で同じものは再現できませんし1万年以上かかってしまいますから不耕起で、混成、密生させながら一歩一歩その姿を目指す。まずは3年、5年、10年。

それに加え、一つの畑の中に日光が当たりやすい場所や半日蔭、水気のない場所に湿原、異なる環境を生み出すことで、それぞれの生活環境を好む動植物達が集まり、その力を借りて野菜が育つシステム。

 

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そんな夢を膨らませながら、久しぶりに畑に行ってみると・・・

我が目を疑う信じられない光景が!

父親に畑の四方をトラクターでぐるりと耕されていました。。。

土手の草刈りをする際に草があると作業がしにくいという理由だそうですが、それにしてもこんなに広く耕す必要があったのでしょうか。 

1反の畑でしたが、これで半分くらいまで縮小されてしまいましたね。

うーん、これはなかなか酷いなぁ。

あえて私がいない時を狙って行うというのが姑息。(もちろん私がいたら何を言われるかわかりませんが)

まぁ、ここで畑をされることが単純に嫌なのでしょう。

1年間、一生懸命根を張り、土壌を作ろうとしていた雑草や微生物に小動物の苦労は水の泡。

耕すと生命の循環は断ち切られてしまう。

河川の土砂撤去作業によって間隙性生物が暮らす環境が奪われたのと同じ現象。

残念ですが、壊されてしまったものはどうしようもありませんね。

どんなピンチにもチャンスはある

こんな仕打ちを受けて「もう辞めようかな」と心が折れる方もいるでしょう。

でもね、私は諦めませんよ。

どんな逆境にも、どこかしらチャンスはあるはず。

畑をぐるぐるぐるぐる回りながら考えていると不思議と思いつくものですね。

せっかく耕してくれたんだから、その部分の土を使って高畝を作ればいいんですよ。

粘土質で水はけが悪くドロドロになってしまう私の畑。以前から高畝の実験もしたいなと思っていたのでちょうど良い機会になりました。

耕したばかりの土はフカフカでスコップを入れやすい。しかし、またすぐに固まってしまうので今のこの状態を使わない手はありません。

私の武器は1本のスコップだ!

だいたい15~20cmくらいは高くする予定です。

全て手作業で行うため、思ったよりも時間がかかりますね。1時間かけてやっと3mくらい。

作業中、この沼地を利用して・・・

子供たちは泥んこ遊び!!

楽し~い!!!こんな泥なら遊ぶっきゃないよね。」というマセた娘の言葉に笑わせてもらいました。

そうね。どんなに辛く苦しい環境でも楽しみを見つけながら過ごしていかなきゃね。

ありがとう娘。ちょっと忘れそうになってました。

娘と泥遊びをしながら高畝を作るチャンスがもらえてすごくラッキーくらいの気持ちでいないとね。

5時間かけてやっと1畝を上げ終えることができました。これでもまだ3割くらい。。。

高畝にするのは数か所だけ。あとは水はけが悪い畝もそのまま半水耕栽培として利用します。

まぁ、力の必要な作業はこの畝立ての時だけですから。

あとは動植物に頑張ってもらいましょう。

結構高畝にしたので、トマトなんかも育ってくれるのではないかと期待しています。

 

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1年目の終わりで畑がまさかの「大変身」” に対して1件のコメントがあります。

  1. メドウおじさん より:

    写真を拝見してびっくりしました。ですがお父様の気持ちもわからなくはないです。私の百草畑もたぶん周囲の方からは失笑を買っていることだと思います。常識の壁は高く厚いですからね。協生理論は間違いのないものですが一般の方が不耕起、無肥料、無農薬で野菜が育つとは思えないでしょうし、100歩譲ってもできそこないの野菜がせいぜいだと思っていることだと思います。実際表土の完成していない私の畑では育つ野菜はまだ限られていますし、育っても収量が少なく、成長も遅いものが大半です。ですが歩みは遅くとも着実に手ごたえは感じるので、ここは我慢のしどころですね。麦わらドングリさんもおっしゃっているように耕起された場所は再スタートになるでしょうが高畝にされたのは大正解ですね。湿地は私から見たら羨ましい限りです。湿地に向いた野菜や作物がありますしね。セリやクレソン、里芋やハスイモ、古代米なんかも良さそうです。私もビオトープが作りたいのですがカエルが絶対ダメな奥さんから厳禁NGが出ているのであきらめています。おまけに掘った粘土は陶芸にも使えるという、夢のような土地です。これからも創意工夫で頑張ってください。

    1. コメントありがとうございます。
      夢のような土地。。。 価値観が違えばそのようにも思えることができるのですね。
      心強いお言葉心に染み入ります。
      メドウおじさんさんのおっしゃる通り、自分でも高畝化は正解なのではないかと思っています。
      一度畝を作ったらそう動かすことはありませんし、ゼロになったと言ってもまだ1年経たない状態なので
      今ならいくらでも修正が効くと。このタイミングで周囲を耕してくれた父親に感謝したいくらいです。
      湿地には里芋やマコモダケを植えようと思っています。セリやクレソンも魅力的ですね。

      ビオトープ素晴らしいですね!畑にもツチガエルやアオガエル類はたくさん出てきますけど、より多くの種類が集まりますものね。ボウフラ食べ放題レストランのような感じで。 
      ただ、うちの場合は近くに川もなければ田植えの時期にだけ用水路の水をひけるだけなので、秋冬はビオトープに水がない状態に。。。
      物理的にちょっと難しそうです。

      これからどう環境を多様化していくか、楽しみながら考えていきたいと思います!

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