沈まぬ農園で大豆の種まき
雨降り続く麦わら農園。
昨年までは、これくらい雨が降るとあっという間に水浸しになっておりましたが今年は違います。
冬から初夏にかけ、スコップ1本で水路を造成したおかげで本来表層に溜まるはずの雨が見事に水路を伝って流れていきます。
腱鞘炎になるほどの重労働でしたが、結果がうまくいってなによりです。
右斜面の真下を100mほど掘り進めました。これで横から流入していた分も遮断できたのだと思います。
貯水池ゾーンには並々と雨が溜まりマコモ達も活き活きと。
結局造成してから1年間水が切れることはありませんでしたね。
今年は1苗も植えていないのに、去年残した株からまたニョキニョキと葉が伸びてきました。
もうちょっと範囲を広げても面白いかもしれません。
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半月遅れの大豆種蒔き
昨日は若干雨が切れるタイミングがあったので、大豆の種まきを行いました。
去年は大豆の収量が非常に少なったので、在来大豆を買い足して農園に蒔いていきます。
種蒔き方法は至ってシンプル。こちらは草に覆われた畝。
枯草をちょちょいとどかして、豆を指の第一関節くらいの深さに押し込んでいくだけです。
晴れ続きだと土がカチコチで全然入っていかず。。。プラスドライバーを使い穴をあけ埋める必要があります。
しかし今回は雨上がり!土がぬかるんでいるため作業がしやすいしやすい。
種蒔き中、驚かされるのはダンゴムシやヤスデ、クモ、カエル、カナヘビなどなどなど生き物たちの多さ。
草をめくるたびに様々な生物と出会えるので本当に面白い。明らかに数が増えて行っているのを実感します。
もちろん発芽直後に食べられる分も増えていくのですが、エネルギー循環が起こりやすくなっていることの裏返しでもあります。
この小さく巨大なエディブルフォレストの中にどれくらいの命が躍動しているのでしょう。
今年は協生味噌の材料となるくらい収穫ができることを祈りながら種を蒔き続けました。