見たことのない「新しいブリューゲル」の世界@六本木ヒルズ

六本木ヒルズのカフェスペースで開催中の「見たことがないブリューゲル」展を観に行ってきました。

16世紀のフランドル地方(今のオランダやベルギー)を中心に活躍した画家ピーテル・ブリューゲルの没後450周年を記念した今回のイベント。

2019年9月10日(火)~16(月)の1週間だけの特別公開ということで、なんとか滑り込みセーフで間に合うことができました。

正面と両サイド、3つの大型スクリーンを使ったプロジェクションマッピング。

入場無料で12分間の高精細な映像を楽しむことができます。

 

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2016年3月にベルギー王立美術館で公開されて以来、世界各地を回り開催しているそうです。

天使と堕天使の戦いを描いた「反堕天使の転落

フランドル地方に伝わる85のことわざを様々な人々の営みの中で滑稽に描いた「ネーデルラントのことわざ

説教を聞く群衆の集団心理を表現した「巡礼者聖ヨハネの説教

上記3つの油絵が映像化され、説明文とともに映し出されます。

2017年に東京都美術館で開催された「バベルの塔」展を観に行ったときも感じましたが、

ブリューゲルの特徴は肉眼で見るのが難しいほど緻密に描き込まれた画風。

群衆として100人が描かれていたとすると、その一人一人にちゃんとストーリーを持たせてあるというのも魅力の一つ。

それをじっくり見ていると、まるでその絵の中に自分の意識が入り込んでいくような錯覚を覚えます。

個をしっかりと描きながらも、それが集まることによって全体の作品が浮かび上がるというストーリー構成。

今回は絵をクローズアップしながら説明してくれるので、今まで気づかなかった細部の仕掛けを知ることができ、普段美術館で観るのとは違うブリューゲル作品を楽しむことができました。

六本木ヒルズ森タワー内のアカデミーヒルズでは、ブリューゲルにまつわる書籍の展示も行っています。

図書を実際に手に取って読むことはできず、ショーウィンドウの中を眺める内容。

それでも「ネーデルラントのことわざ」に描かれた85のことわざ全てを紹介してくれるなど、かなり見ごたえのある展示となっていました。

しかし、1週間だけの限定公開というのはもったいない。。。

今回が日本初公開ということでしたので、これから日本各地を回っていくのかもしれませんね。

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