争わない「ブロッコリー」と「山ウド」の芽吹き

春うらら。

山本リンダ、

うらうらら。(5・7・5)

67歳を越えても若いころと変わらないスタイルを維持し続けている生命力あふれる山本リンダさんですが、あの方に負けないくらい畑の野菜たちも活き活きとしております。

各種ダイコンは花盛り。 ほのかに色ついた淡い紫が本当に綺麗。

その周りをモンキチョウやモンシロチョウが飛び回っていて、まるで天国かと思うような幸せな空間。

サヤエンドウウスイエンドウなど豆類もグングンと成長しています。 

霜が降りる冬はこのように赤く変色していましたが、これは寒い時期を乗り越えるため体内にアントシアニンを蓄えていた証拠。

細胞内の水分を減らすことで、糖度を濃くして凍結から自分を守ろうとしていたんですね。

暖かくなった今では赤く変色した豆は一本もありません。 

気温など環境に合わせて緑から赤、そしてまた緑へと体を変化させられるんですね。全く知りませんでした。

根粒菌だけでなく、そんな能力まで持っていたとは、、、恐るべし豆類。。。

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こうした植物の力強さは別の野菜からも感じています。

例えばこちらのブロッコリー。花が咲き、全体が黄色のブーケのようになりました。

もちろん花からも力強さを感じるのですが、今回注目するのはそこではなく「」の部分です。

一見、地面からまっすぐ生えているように見えるブロッコリー。でも根元をよく見てみると・・・

90度に曲がりながらグーンと伸びているんです。

多種類の種をバラマキし、野菜を混成密生させている私の畑。

その中でいかに日光を確保するか、自分が育ちやすい場所を求めて茎を伸ばして引っ越ししていたわけですね。

その結果、「あ、君その辺りで決めた?じゃあ俺もうちょっと先まで行くわー」みたいな感じで皆が皆、誰の邪魔をすることなく伸び伸びと成長していきました。 

茎を上に伸ばしてくれるので、下でも別の種が発芽してきてどんどん立体的になっていく。

「この世は私のためにある♪」とおごるのではなく、争わずに皆で活き活きと生きる。これぞ調和。共生。協生。

植物や生き物達にはいつも大切なことを教えていただいています。

先月植えた「山ウド」の芽吹き

さらに先月、協生農法の提唱者である大塚隆さん(通称:むーさん)の畑から婿養子としてお招きし植えていた「山ウド」にも変化が。その時の記事はこちら

ピンクに見えるのが山ウドの芽。

これを上に向け、土を盛っていたのですが・・・

一か月後、見事に発芽してきました!! 

流石は、むーさん山ウド!! 生命力の塊だ!!!!

分結して植えたところから次々と発芽しているので、うまく根付いてくれたのではないかと思います。

今年は収穫するのではなく、この山ウドがどこまで伸びるのかを観察する予定です。

いやー、春は楽しい。うらうらら♪

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