和歌山県民の「南高梅への愛情」は尊敬に値する
今日から河川の生物調査は和歌山県パートへと!
昨日までに出てきた正体不明という謎の生物たちが何者であるのか、X線を当てて鰭の何条数や脊椎骨を調べたり、遺伝子などを検査する作業に入ります。
期待に胸を膨らませながら、宿舎の周りを散歩していると・・・
見事な梅林を発見!
南高梅が八分先、見事に咲き誇っていました。
例年よりも少し開花が遅かったようですが、暖かくなって一気に開花してきたそうですよ。
早朝から、春の息吹を感じることを嬉しく思います。
といいますか、この時期県内至るところで梅、梅、梅。なだらかな山々に見渡す限りの白い梅の花。
特に梅の生産量日本一を誇る「みなべ町」は南高梅天国になっていました。すごいですね和歌山。ここまで梅が多いとは思いませんでした。。。
梅の花独特の淡く爽やかな香りが辺り一面に立ち込めてすごくいい気持ち。
和歌山には「一目百万、香り十里」という言葉まであるそうですよ。
三重県では入場料を払って梅を観に行きますものね、こんなに梅に囲まれてうらやましいなぁ。
もちろん観賞用ではなく収穫用の梅ですが。。。
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しかしながら、ホテルのフロントや飲食店、一般住民など様々な方に「梅の話」を聞いてみましたが皆さんめちゃくちゃ詳しい。。。 和歌山県民は本当に梅のことを愛してやまないのですね。
演歌歌手の坂本冬美さんは和歌山県出身で、デビュー前にみなべ町の梅干し会社で働いていたとか、梅の実は収穫したらその日の内に塩漬けしないと鮮度が落ちるとか、いろんな梅トリビアを教えていただきました。
梅は郷土の宝。そういう存在があるって素晴らしいことですよね。
もし進学や就職などで和歌山を出ることがあったとしても、心に一つそうした郷土への誇りを持っているって、すごく重要な気がします。
梅への愛は止まらない
昼食にうどん屋さんに入ってみたのですが、
なんと和歌山には南高梅のトッピングがあるということを初めて知りました。(注:すべてのお店にあるわけではないそうです。)
和歌山県在住の方と一緒に食べに行ったのですが、「絶対に梅はトッピングした方がいい」とアドバイスしていただいたので注文してみたところ、
「別皿ですか?一緒に乗せてお出ししましょうか?」という未知なる気の利き方に遭遇。恐ろしいまでの梅への愛情。。。
確かに美味しい。間違いなく美味しかったのですが、あまりの梅愛の深さに少し怯んでしまった私がいました。
一粒がまた大きいんだこれが。南高梅の大きさと和歌山県民の梅への愛情は比例する????
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