常若の御神木!ヤマトタチバナの「植樹祭」
暖かくなってきたので、庭の柿の木の下で安置していた「ヤマトタチバナ」の植え替えを行うことに。
ヤマトタチバナは古くから日本に自生する固有種で柑橘の原種といわれています。
日本人に古来から親しまれており、平安時代の和歌にも数多く登場するほど。
その一方で環境省のレッドテーマブックでは「純絶滅危惧種」に指定されるほど数が少なく、なんとかこのヤマトタチバナを後世にも残したいと普及活動を行う大台町のFさんからお分けいただき、今回私の畑にお招きする運びとなりました。
ヤマトタチバナの記事はこちら。
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「不老長寿」の果樹の力を信じたい
冬でも葉を落とすことなく常緑で「常若」や「不老長寿」の象徴として御神木としても祀られている神社があるというヤマトタチバナ。
まさか自分が、こーんな吹きっさらしの荒れ地に祀られるとは思ってもみなかったことでしょう。。。
簡素な私の畑には恐れ多いような存在ですが、心腐らせることなく強く育ってくださることを期待しています。
しかしながら、こんな土がむき出しの状態で終えるのもなんとなく申し訳ない気持ちになってきたので・・・
もう畑中に茂りまくってどんどん勢力をのばしているクローバーを千切って、お供え物とさせていただきました。
気を捧げるという意味では、クローバーの生命力はとてつもなく強いので、きっとヤマトタチバナも気に入ってくださっているのではないでしょうか。
というより、本当は「むき出しの状態よりは多少土の乾き具合がマシになるのではないか」と思っているだけなのですが、、、。
畑に突如現れた2つの「塚」。
これ、きっとまた不思議な魔術か信仰か宗教かのように誤解しちゃう近所の人もいるんだろうなぁ(泣・泣・泣)
協生農法やヤマトタチバナの説明板でも作って取り付けておきましょうかね。。。
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