伊賀・風鈴屋敷「食べ森プロジェクト」!
伊賀・風鈴屋敷「風処」さんの会員メンバー限定【食べられる森づくりプロジェクト】がついに始動しました!!!
今回は11月18日(土)~20日(月)の3日間で行う集中造成合宿。
今回は地元伊賀だけではなく、神戸・千葉・東京と遠方から参加するメンバーさんも!
それぞれ参加できる日を選び、各自の畝を作ってもらおうという計画です。
まずは「食べられる森」とはどのようなものか、麦わら協生農園の見学会から。
無肥料無農薬不耕起で行う理由や、生態系システムを活用することが如何に効率的で平和的なのか
お話をさせていただきました。
雪がチラつき凍えるような極寒の農園でしたが、参加者の皆さんの熱気がすごい。。。
僕が一つ説明する度に「ええーーー!!!」「なんですってー!」とリアクション芸人顔負けの反応をいただいたおかげで終始笑い声の絶えない時間となりました。
鹿姉さん、ご協力いただきありがとうございます(笑)
農園見学の後は、近くのホームセンターで果樹や野菜・ハーブの買い出し。
僕の農園は「目で見るカタログ」のような存在でもありますので、こんな感じの畝を作りたいと
具体的なイメージをお持ちいただけたようです。
混成密生が協生農法の基本中の基本。
最初にどんな種や苗を導入すれば成功しやすいのかご紹介しながら
それぞれが好む種類を選んでいただきました。
さぁ、いよいよ実践!!!!!
・・・と言いたいところですが、ご覧くださいこの状態。
何年も耕作放置されたこのエリアで、すぐに植え始めることはできません。
ここは遠慮なく文明の利器である草刈り機を使用し、一気に切り開いていきましょう。
ものの数分でほらこの通り。
使える機器は最小限で使わせていただく。
自分達がシンドイと思ったら持続可能にはできませんからね。
自分達が心から「やっていて楽しい!」と思える境界線はどこなのか、
その辺りもメンバー全員が理解しながら進めていくのがよいと思います。
初日シカ参加できない方もいらしゃったので、まずは全員でその方の畝作りから。
多年草の根が一面ビッシリと生えそろった土壌を耕して高畝にしていきます。
力を合わせて、何とか日暮れギリギリに畝造成から果樹植え種蒔きまで終えることができました。
これまで土を盛ることなんてしたことがない方が多かったにも関わらず、、、
力を合わせるって本当にすごいですね。協力して生きるを体現した時間となりました。
合宿のお楽しみといえば、やっぱりこちら。晩酌です。
囲炉裏を囲みながら、どんな農園にしたいか、どのような未来を描きたいか座談会。
野生動物の保護活動をなさっている方もいて、僕が知っている現状もお伝えしながら
上辺だけでなく心からどうやって共存していく方法があるのか濃ゆ~く語り合い楽しい一夜を過ごさせていただきました。
翌日の朝食もめちゃくちゃ豪華。
前日畑仕事で疲れているにも関わらず、僕らのために美味しい料理を提供してくれたKimiko女将と日向真さんには感謝しかありません。
自分らしいアーユルヴェーダをしながら仲間が集まれる場所が作りたいという女将の願いから生まれた今回のプロジェクト。
そこに集まる方の様々な願いも重なり、きっと素晴らしい森が出来上がるはずです。
こんな貴重な機会をいただいた御恩は、ご奉仕で返させていただきます!!
2日目、3日目もメンバーが入れ替わりつつ、ガンガン畝を造成していきます。
年齢も境遇も異なるメンバー同士が、一つの農作業を通じて同じ未来を想像する。
無心で作業するもよし、みんなで会話を楽しむもよし。
不思議なご縁で集まったメンバー同士の心の交流を行うことができました。
出来上がった個性的な畝の数々。
今回は7つの畝を造成しましたが、400坪のエリアのうちで利用しているのはごく一部のみ。
これから新しいメンバーさんも加わり、食べられる森がどんどん広がっていく姿を想像するだけで楽しいです。
いつかみんなで収穫祭なんかも出来たらいいですね!
伊賀・風鈴屋敷の「チームあまね」は月額1000円の有料会員。
メンバーになれば無料で農園を利用できるほか、
風鈴演奏家である日向さんのこれまでの作品がストリーミングで聞き放題!!
さらに演奏会や交流会イベントの参加費も割引になるなど、お得なことが満載です。
毎月1000ポイントが溜まり、様々なサービスを受けることが可能に。
今回は木津川ガーデンで素敵なランチをいただきました!!!!
これで1000ポイント。。。 ポイント恐るべし。。。
もしご興味のある方は、こちらの会員紹介ページをご覧ください。
今回の合宿を通じ、参加者のおひとりが協生農法の魅力にハマって下さったようで、実家にある棚田跡で実践したいと興奮気味にお帰りになりました。
僕の希望の種蒔きがこうして全国に広まっていくこと。
負の遺産である耕作放棄地が少しずつ宝の山に変わっていくこと。
そして、そのお手伝いをできること。
何もかもが幸せです。
伊賀の地で皆さんとご縁を結ばせていただけることを楽しみにしております!