新感覚お絵描き?「生物つなぎゲーム」
家の庭で娘と影絵遊びをしていた時、日光が当たる場所がどんどん移動していく様子を見て
娘から「なんで暖かい場所がどっか行っちゃうん?」という質問がありました。
これは昼と夜を理解するよい機会だと思い、絵に書いて説明することに。
「太陽さんは夜までにお月様とタッチして交代するために向こうの御山までいかなきゃならないんよ。」
「じゃあ向こう行ったらどうする?」
「太陽さんが寝て、代わりにお月さんが登ってくる。で、今度は朝までにお月さんが反対側の御山までいかなきゃならない。」
「で、どうするん?」
「お月さんが寝て、太陽さんと交代する。」
「ふーん。」
この回答でいいのかどうかは別として、子供と話をしてると物事をわかりやすく簡潔に伝えるにはどうすればいいのか。私の訓練になって凄く勉強になります。
わからなければ「知らない」ではなく、「調べておくからもうちょっと待っててね」というように心がけているのですが、そうすることで普段は気にもとめない「科学」や「天文」の児童書などを読むきっかけにもなり、今の所なかなかよい効果を生んでいるような気がしています。
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太陽の絵から、まさかの生物多様性
今日は娘のレスポンスが良かったので、もうちょっとお絵描きを続けることに。
太陽の下でニコニコ笑う私と娘の絵。(ちなみに、つたない絵を描いているのは私です。。。)
ここに何の絵を描いてほしい?と聞いたところ「お花ー!」と元気よく答えてくれたので花と野菜の絵を書きます。
「他には?」「モグラー」「モグラさんは何を食べるかな?」「ミミズー」「次は?」「カエルー」。
すると・・・娘がカエルの横に謎の点々をつけ始めました。
「これは何なん?」「これはオタマジャクシー。あとカエルさんを食べるタヌキも描くのー」
と、自分から書きたいものをリクエストしてくるようになりました。
「お空に鳥が欲しい」
「土の中にもオタマジャクシを描いて(これは謎)」
言われるものをどんどん足していった結果・・・
なんか知らない間にちょっとした生態系が完成してしまいました!!
なかなか良い遊びですよコレ。
身の回りにどんな生き物がいるか頭の中で考えることができますし、今度外に遊びに行った時、絵の生き物を探し出すこともできる。「生物つなぎゲーム」オススメです。
今回、絵の中心に人間を書いてしまいましたが、これは自分たちを中心に地球があるという意味ではなく、自分たちの周りにこんなにたくさんの生き物たちが住んでいるんだよいう意味。
生物多様性の絵というと、よく食物連鎖のピラミッドを思い浮かべてしまいますが、
そうするとまるで人間が頂点に立っているように錯覚してしまう。
人、虫、動物、植物、太陽、月、いろんな縁をまるっと結ぶ円を描けばまるで手を繋いでいるような絵に変わる。そんな連鎖が生まれる絵もえーんじゃないでしょうか。
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