感動!流美農園さんの「コミュニティファームDay」

京都府で協生農法を実践されている「流美農園」さんの「コミュニティファームDay」に初めて参加させていただきました。

収穫体験を通しながら、流美農園さんがどういう思いで協生農法を行っているのかを知ってもらうとともに、健康な野菜とは何なのかを今一度考えてもらいたいと定期的に開かれているこのイベント。今回は、地元京都や大阪府など関西の方々を中心に私を含め6名が話を聞きに集まりました。

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流美農園さんとは

4年前から京都府で協生農法に取り組んでいる「流美農園」さん。

それまでは、有機栽培で野菜作りを行っていたそうですが、伊勢市の大塚隆さん(通称:ムーさん)が行っている協生農法に出会い、「本当の野菜」「健康とは何なのか」などなど

「野菜は、本来人間が作り出すのではなく、自然が生み出すもの」という協生理論に感銘を受けて、有機栽培から協生農法に切り替えたという非常に柔軟な思考をお持ちのお姉さまです。

自分がこれまで良いと思って取り組んできた農法と、全く違う農法を受け入れ、すぐに実行に移せるというのは、本当にすごいこと。自分を否定された時、腹を立ててしまい、それでそれ以降聞く耳をシャットアウトという人が多いないでしょうか。否定された直後「え?どういうこと?」と素直に疑問を持てるなんて、なかなかできることではないと思います。

それは流美農園さんが、ひとえに「たくさんの人を健康にしたい」という信念をお持ちだったからに他なりません。心の軸がブレていなかったため、夢に近づく他の方法に気づけたのだと思います。

こうだと思ったらこれだけ!という狭い視点よりも、「こうしたい」と思う心の軸を持って視野を広くする方が、うまくいくということを教わったような気がします。(勝手に僕が思っているだけですが。。。)

流美農園さんのブログはこちら! 当日の様子もアップされています。

初めての「コミュニティファームDay」

そんな流美農園さんの畑がこちら。

もう理想的に植物が勢い良く生い茂っております。

協生農法がどういった農法なのか話を伺った後、実際にどこにどんな野菜が育っているのか、説明を受けながら農園を案内していただきました。

協生農法は不耕起が原則なので雑草は抜かずにそのまま。さらに密生・混生を基本にしているため、雑草の中に数十種類の野菜が力強く育っています。例えば上の写真、一見ただの雑草の茂みにしか見えませんが・・・

上から覗くと、こんなにも沢山の「ニラ」を発見!!!ニラは種を蒔いてから2年後に姿を表すそう。私の畑でも、今年蒔いた種が来年顔を出してくれるのか楽しみです。

他にもこんなに立派な「きゅうり」に

綺麗な花を咲かせているのは「オクラ」。

夏の葉野菜「ツルムラサキ」など様々な種類を見つけることができました。

参加者みんなで宝探し感覚で収穫。最初はどこにあるのか全然気づかなかった野菜も、流美農園さんから葉を見るポイントを教わると、徐々にある場所がわかってくるようになりました。

普段から野菜のことをしっかり観察されてるんだなと尊敬。姉さん勉強になります!!

1時間ほどで、こんなにたくさん収穫することができました。それを参加者みんなで山分けさせていただきます。

私だけでもこんなにたくさんお土産をいただきました。

普段、コミュティファームDayでは参加者に苗植えや種まきの手伝いをしてもらう代わりに、お土産を持って帰ってもらうシステムなのですが、7月8月は作付けのシーズンオフということで、今回は話を聞くだけ聞いて、ただお土産をいただくという非常に申し訳ない結果に。。。

スイマセン、今回は有り難く頂戴させていただきます!次の機会に2倍頑張ります!!

理想の形が見えたかも

流美農園さんの畑で、こんなに夏野菜が取れたのは4年目にして今年が初めてとのこと。去年は全然育たなかったそうです。

こうして毎年毎年、少しづつ土が出来、畑が良くなっていくのを実感するという話を聞き、正直すごく安心しました。

自分は今年から始めたばかりで、これから実際うまく行くのか不安に苛まれることもありましたが、こうして近くに一歩先を歩いてくださっている先輩がいてくれると非常に心強いです。

今回のように実際お会いして先輩の声を聞ける、また、知らない方に協生農法を知ってもらえる機会を持つって素晴らしいことですね。

僕の畑でも、もっと野菜が収穫できるようになってきたらコミュニティファームDayを開いてみたいな。理想の形が見えたような気がします。そのためにはもちろん、もっと勉強していかなければいけませんが。

そして、先輩に教えていただいたことを今度は僕が後輩に伝えていきたい。大丈夫きっとうまく行くとアドバイスできる存在になれるように、僕も野菜たちと向き合っていきたいと思います。

今日の出会いに感謝。先輩これからもご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します。

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