梅雨の「大台ケ原」はとにかく幻想的

今週から日本百名山の一つ「大台ケ原」に来ています。

日本有数の多雨地帯である大台ケ原。年間降水量約5000mmという膨大な雨の調査にやってきました。

梅雨時期の大台ケ原はだいたいこんな感じでいつも霧に包まれています。

わざわざ雨を選んで山に来る人は少ないと思いますが、なかなか幻想的で素晴らしい光景です。

辺りにどんな植物が生えているのか確認してみると・・・

コバイケイソウ

こちらはトリカブト

・・・って、全草に猛毒のある植物ばっかりやないかい!!!

どうして毒のある植物ばかりが群生しているのかというと、こうした植物はシカが食べないからだそうで、毒のない植物はシカがみんな食べてしまうのだそうです。 なるほど納得。

ほかにも散策途中で、ナガレヒキガエルの子供にも出会いました。

今から40年ほど前に大台ケ原で見つかって新種登録されたカエルですから、その記念すべき場所で見つけられてすごく嬉しいです。 

本当はオオダイガハラサンショウウオを見つけたかったのですが、さすがは希少種。なかなかお目にかかれるものではありません。まだ来週の月曜まで滞在している予定なので期間中に是非会いたいものです。

ちなみに宿舎として利用させていただいている大台ケ原の山小屋では、まだストーブが必要なほど朝晩冷え込みます。。。 

標高1600mそこそこしかないのに、気温の差がこんなにもあるのですね。驚きました。

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