2畳畑のリスタート実験
麦わら農園のすぐ近くにある2畳畑。
6年前、麦わら農園と同時期に造成。
造成といっても、畑地ということもあり高畝にはせずそのままの高さで、暖地桜桃とブルーベリー、レモンを植えただけの状態でした。
草刈りをしながら適当に野菜のタネをバラマキ。
当初はブロッコリーや白菜の苗床としても利用しましたが、畑地と水田跡の差が激しすぎたのか、移植してもその後成長が一向に進まない。
移植せずにそのまま残しておいた個体は、10ヵ月ほどかけて見事なサイズにまで成長してくれました。
普通なら「この場所ならイケる!」と思ったらそちらに注力するのでしょうが、私の場合は「ここで野菜が育つとが分かったのにそれ以上何するの?」という、ひねくれものの天邪鬼マインドで、全然力を入れず。。。
ほぼ放置で、たまに種を蒔いて収穫するくらいにしか使っておりませんでした。
するとどうなるか。
ものの見事にヤブ化しますわね!!!!!
セイダカアワダチソウにチガヤ、ササやヨモギなど、強靭な草花たちが密集するエリアに様変わり。
それでもこぼれ種ニンジンやニラなどは難なく暮らしています。
全面を草刈りするとこんな感じ。
特に、暖地桜桃の成長具合が際立ちますね!!
ちなみに初期に植えたレモンは枯れてしまったので、代わりに桜桃さおりを植えています。暖地桜桃を受粉樹として活用する作戦ですね。
もちろんニンジンはそのまま活かします。ニラは上を刈っても根が残っていれば、またバンバン生えてきてくれるので気にしません(笑) いつもなら草刈り後にタネを蒔いて・・・ということを繰り返すのですが。。。
今回は思い切って、一部を耕して土を寄せてみることにしました!!
桜桃さおりがある方は直径130センチの円形畝。
暖地桜桃とブルーベリーがある方は縦130センチ横180センチの長方形畝に。
小規模な家庭菜園モデルとして再造成することにしました。
長方形畝の暖地桜桃の根元には、新しくキイチゴも配植。
近くに実生で育てていたポポーも植えてみることにします。
長方形畝、円形畝ともにハーブや観賞用の花苗をあちこちに配備。
グランドカバーとしてミックスリーフやコカブ、ニンジンのタネも大量に蒔いてみました。
他にも、カボチャ、モーウィ、トウモロコシ、インゲン、ヒマワリ、シマラッキョ、ヤブカンゾウなどなどなど計36種類の植物を密生混成させることに。
今回造成した2つの畝のテーマは「周年通して魅せる」。
この小さな畝を、年間通じて野菜で埋め尽くす状態が保てるかどうか実験します。
かなりハードルは高いですが、道を通る中学生や地元の方々が「なんじゃこれ!?」と驚きを持って見てくれる畝になれば嬉しいなぁ。
すでに、何が始まったんだろうと新しい畝をジックリ見てくださる人もおりますので、これからの成長が楽しみですね!
これから迎える梅雨のシーズン。
成長した暖地桜桃のコロニーを伝う生命の雨が、長方形畝にどんな効果をもたらしてくれるか興味津々です。
「この小さな畝を、年間通じて野菜で埋め尽くす状態が保てるかどうかの実験」
とても興味深いです。見守ります。家庭菜園ではこれくらいの大きさが現実的でしょうし、どうなるかワクワクしますね。ニラの強靭さはわかりますが人参が強いのが意外でした。
さっそくいろいろ発芽してきたので、またブログにまとめますね!
いつも見守っていただきありがとうございます!