クローバー(シロツメクサ)除去大作戦 協生農法の畑

先日、クローバー(シロツメクサ)が密生しているところでは他の野菜は成長できないという衝撃の事実を知った私。

現在、自分の畑にどのくらいのクローバーが生えているのか様子を見に行くことに。

遠目からみれば、そんなにクローバーが占有しているようには見えないのですが

近づいてみると・・・

クローバーの大群落!!!

一面のクローバー畑!!もはやクローバーを育てているようにしか思えません!!

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クローバーは根元から抜きます

とりあえず根を引き抜こうとクローバーを持ち上げてビックリ!

びっしり密生してます。

そりゃ、こんなとこ他の野菜が入る隙ないわな。。。 入ったとしても圧力でやられそう。

あと、一本一本、茎が長ーーーい。

茎の節々にも根が生えていて、地面にホッチキスで止めるように根を張っているようです。そのため、ベリベリと剥がしながら根っこの大元を探します。

何本も茎が集まっているところが大元の根。かなりしっかりと生えているので、スコップで掘り返すようにして根を抜きました。中には根菜かと思うほど立派なものもありましたよ。

根っこについている白い粒のようなもの、これがマメ科の植物特有の根粒菌です。

根粒菌が空気中の窒素を取り入れ、地中に固定してくれるおかげで、栄養のないような場所でもクローバーは活き活きと成長することができるんです。

この性質を利用して、耕起栽培では冬に一面クローバーやレンゲなどマメ科の植物を生やして畑に窒素を増やしてから耕して種をまく方もいます(刈りとった葉や茎も緑肥となります)。

すごいなぁクローバー。でも不耕起栽培では引き抜いちゃうんですけどね。

段々と要領がつかめてくると、茎をベリベリ剥がしてから根っこを抜くのではなく、根っこを抜いてから茎をベリベリと剥がす方が効率的だということがわかってきました。

例えるならクローバーホールディングス!!

親会社(根っこ)を抑えれば、芋づる式に小会社(茎や葉)も傘下に入れることができるというわけですね。たとえ小会社を手に入れても、親会社が残って入れば結局は自分の思うようにことを運ぶことはできない。だから親会社を落とす!

例えるならクローバー戦国総大将!!

いくら武将を倒したところで、総大将を倒さなければ戦いは終わりません。でも、先に総大将を打ち取ってしまえば、敵方の戦意は一気になくなり、もはや戦う意味などありません。だから最初に総隊長の首を狙いにいく!大将、討ち取ったりー!!!

思い出される楽しいメモリー

そんなこんなクローバーを駆除しながら、夏に子供と一緒に冠を作ったり、四つ葉のクローバーを探していた楽しい思い出が蘇ります。

あの時は楽しかったなー。チクショー!なんでコイツと戦わなきゃいけないんだ!

と心の中で遊びながらベリベリめくります。

単純作業ですし、量が量なんで途中で飽きてしまいますから、なんせ遊びが大切。

やれ、ホールディングスやら総大将やら、楽しかった思い出やら、脳内で色々考えてなんらか楽しみを見つけながら作業しないとかなり辛いです。。。

結構時間のかかる作業です

根っこを探して掘り出すという簡単な作業ですが、思ったより結構時間がかかります。

この2メートル四方のエリアを





こんな感じに整えただけでも2時間かかりました。。。

早朝、仕事に行く前に作業したので、今日はこれだけのエリアしか剥ぐことができなかったです。これ畑全面やろうと思ったら1ヶ月はかかるんちゃうかな。。。 まぁ、ゆっくり少しずつ時間を見つけて抜いていこうと思います。

 

クローバー駆除を行うタイミングは種まき直後?

除去作業中、見つけたものがあります。

ハツカダイコンの芽。

2週間ほど前に蒔いた種が、もう発芽しかかっていました。

クローバーの根を引き抜くときに慎重にならないと、こういった芽も一緒に抜いてしまうことになります。(密生してるんで、芽だけを避けるのはかなり難しい)

除去を行うタイミングは種まきの直後か、もしくは種まき直前の方がいいのかもしれませんね。

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