とにかく寒さに強い果樹「コケモモ(リンゴンベリー)」
近所の植物園には、あまりホームセンターなどには出回らないような気になる野菜や果樹が売っていることがあります。
そういう変わり種の植物を植えては枯らしてということを繰り返してきたわけですが・・・
今回は久しぶりにホームランの予感!!!
見つけたのがこちら。
コケモモ(リンゴンベリー)というツツジ科スノキ属の常緑小低木の果樹です。
樹高がわずか30センチほどまでしか伸びず、横に横に地下茎を伸ばして増えていくというこの植物。クランベリー(ツルコケモモ)の仲間です。
北米など寒い地方で野生に生えているものが多く、マイナス15度はへっちゃらなくらい寒さに強いのだそうです。なんと素晴らしい耐寒性!!!!
しかも、岩場など養分の少ない場所などに自生することも多く生命力が非常に強いとのこと。
寒い&硬いという麦わら農園にピッタリの果樹ではないですか!!
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ただ「岩場に自生する」ということは「水をあまり好まない」という裏返しでもあります。
新規高畝化したゾーンに植え付けて様子を見て見ますが、それでも水気が多すぎるかもしれません。
もしかすると日本であまり栽培されていない理由は「雨が多すぎる」ということにも起因しているのかもしれませんね。
秋頃に赤い実をたわわに付けるそうで、非常に酸味が強いため生食というよりはジャムや果実酒など加工すると美味しくいただく事ができるのだとか。
「野生種そのままのベリー」
なんと魅力的な響きのでしょう!!まぁ私は加工せず生でそのままいただくでしょうね笑
春は「マルベリー、スナップエンドウ」
夏は「ホワイトカラント、枝豆」
冬は「キクイモ(見込み)、大豆」
と上記のように安定して収量が期待できる作物を探していたので、秋「コケモモ」とラインナップに名を連ねるくらいの存在になってもらえれば嬉しいですね。