大ばあちゃんの「柿の木」。久しぶりの散髪(剪定)
毎年秋にたくさんの実をつけ、家族や近所の鳥や虫を喜ばせてくれるありがたーい存在である「大ばあちゃんの柿の木」。今日はその剪定を行いました。
去年も、なんやかんやで50個以上はいただきましたかね。
2月のカキの木は、葉を落とした休眠状態。選定は3月までの冬の時期に行うのがよいとされているそうです。
大ばあちゃんが生きていた時は定期的に剪定していましたが、亡くなってからは誰も行うことはありませんでした。
本来、人間が手を加える必要はないのでしょうが台風の強風にあおられて太い枝が折れてガラスに飛んできたり、葉が茂りすぎて日光が当たりにくいところも多く見えていたので、ことしは少し散髪をしてみようかという話になりました。
樹齢70年を越えても旺盛な姿。手を加えるのは忍びない気持ちもしますが、上に伸びすぎると倒れやすくなっちゃいますしね。。。
「柿の実のヘタがまだついている枝は次の年実がつかないので切ってもよい」とか、いろんな話がありますが、今回は難しいことは考えずに枝が重なって密集している所などを重点的に剪定。
脚立に乗っても手が届かない場所は、少し木に登って枝を払いましたが、柿の木に登るなんて何年ぶりだろうか。
幼いころは大ばあちゃんに怒られながら、よく木登りして遊んでたんだけどな。なんか懐かしいですね。
年甲斐にもなく、幹をこっそりと抱きしめてしまいました。
<スポンサーリンク>
家を建て直すとき、この木をどうするか会議にもなったのですが満場一致で「残す」と決まりました。
うちの親父が生まれた時からすでにこの木はあったので、もう御神木のような存在に近いのかもしれません。
いつも木から実をもらってばかりで、私にしてあげられることなど何もないのですが、いつも暖かく見守ってくれています。
めっちゃ久しぶりに、シェル・シルヴァスタインの絵本「おおきな木」を読んでみたい気持ちになりました。
<スポンサーリンク>