「伊賀ぐり農園」の見通し2019
昨年開墾した「伊賀ぐり農園」。
3つの小さなエリア(全部合わせて1反半くらい)を借りて使わせていただいております。
こちらは十何年と、そのまま放置されていた「伊賀ぐり放棄地畑」。
ここは収穫が主な目的ではなく二代目ダイコンや二代目スナップエンドウなどの採種用として。
畑の至る所に見事に種を結んだ野菜たちの姿が。ダイコンもバッチリ莢が膨らんでおります。
麦わら農園では、今年ダイコンはほぼ全滅してしまいましたので、伊賀ぐり農園のおかげで来年にまた命を繋いでいくことができます。 こうして避難所として活用できることを非常に嬉しく思います。
種採り用といいながらも試しにスナップエンドウを試食してみたところ、心なしか麦わら農園よりも味がクリアなような気が。やはり土壌の違いによって味も変わってくるようです。
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伊賀ぐり農園の見通し
伊賀ぐり農園3つの役割、1つは食用、もう1つは採種用。
そして最後の3つめは・・・
全く未定。
ここはエリアが広いため、造成する前に計画をかなり練っておかないと後々面倒なことになります。
上記は去年5月、畑を借りた直後の写真。
毎年重機で耕していたという以外なんの情報もありませんでしたので、とりあえずここがどんな土地なのか調べるため、触らずに置いておくことにしました。
そして、一年後
こちらが現在の農園の様子です。
一見何の変哲もない草原に見えますが、これはなかなか大変な土地ですわ。。。
これ去年、闇雲に樹を植えなくて本当によかった。
もし植えていたら・・・
全滅は必至でしたでしょうからね。。。
何故か?それは土壌に生えている植物をみれば分かります。
畑全体に生えているツンツンとした植物。畳の材料として有名なイグサです。
イグサは湿地を好む植物。全体にびっしりとイグサが生えているということは、ここ全体が湿地ということがわかります。
調査を進めてみると、中は想像通り表面に水が溜まるほどの湿地帯。
3つめの畑は「伊賀ぐり湿地畑」とでも呼ぶことにしましょうか。
こんな状態では、大半の果樹や野菜は根腐れを起こして生きていくことができません。
湿地帯を好む植物専用の畑にしても良いのですが、さすがに広すぎる。。。
去年1年見守ったことで、ここがどのような土地かだいたい特徴がわかりましたので、今年は如何にして活用していくか実践に移していこうと思います。
「普通の畑」として使えるようにするためには、水路を整備するなど水を切り、高畝にするなどかなり工夫が必要となります。
さて、頭を捻らせるとしましょうかね。。。