ついに完成!麦わら味噌づくり
去年からはじめた「麦わら味噌づくり」。
11ヵ月の仕込み期間を終え、ついにタイムカプセルを開く時がやってまいりました!!!
今回は、味噌樽として真ん中のくぼみを押すと簡単に密封ができる「マキシデコレーター」という種類のタッパーを使用したので、12月17日に仕込んた日から一切手を加えておりません。
不耕起、無肥料、無農薬。自らのチカラで成長した生命力あふれる6種類以上の協生大豆。
炊き上げに使った、山から湧きだしたばかりのエネルギー水。
地元名張で150年間続く老舗の粷屋さんで購入した生きた麹菌「Közi」。
そして「ゴーリキマリンビレッジ」さんの海水100%を煮詰めて作るむー塩。
協生大豆×エネルギー水×伊賀米麹×むー塩
アベンジャーズも真っ青のゴージャズなメンバーが力を合わせ、どんなハーモニーを奏でてくれるのか!!!
いざオープン!!!!
ん?
白い点?
わぁぁぁぁぁ!!!!!
と、一見慌てふためきたくなるような見た目をしていますが心配は無用。
産膜酵母という耐塩性の麹菌の一種で乳酸菌のような甘ーい香りがします。
これが付いているのは、しっかり発酵が進んだという証だそうです。
恐れずに表面を少しはぎ取れば大丈夫です。
美味しそうな麦わら味噌が無事完成いたしました!!!!
いやぁ、素晴らしい!! みんなよくぞ協生してくれました!!!!!
今回は、乾燥豆が500g×米麹700g×塩250gで作ってみましたが、塩気が少し強めなので
次に作る際はもう少し麹を増やして甘みを足してみようかと思います。
しかし、味噌づくりって本当に簡単ですね。こんなに手軽にできるとは知りませんでした。
買わずとも自分で作ることができるものって、意外と多いんですよね。
ありがやた、ありがたや。
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麦わら味噌づくりを始めた理由
私が麦わら味噌づくりを始めた理由。
手作り味噌を食べたかったという思いもありますが、やっぱり一番は子供たちに「食とは生命をいただくこと」という本質を実感してもらいたかったのが一番大きい理由です。
特に味噌に固執しているわけではなく入り口はなんでもよいのですが、よく口にする味噌汁が分かりやすく簡単に作れるかなと思い立ちました。
味噌づくりに使用した協生大豆。半分は材料に使い、その半分はタネ取り用に残しています。
当然ですが種を蒔けば発芽し、成長していきます。
材料は生命で出来ている、その命をいただいているという事を認識してもらいたい。
味噌を発酵させてくれる麹も生きて働いている。そうした陰ながら縁の下の力持ちとして働く菌類の存在を知れることも味噌づくりの醍醐味かなと思っております。
今後、味噌汁の具も協生野菜でまかなえるようになってくれば、より良い食育になっていくはず。
生かし生かされ暮らす。そんなライフスタイルの小さな第一歩かなと思います。