Are You Ready?

3月の河川生物調査もいよいよ終盤に。

しかしながら、今年は本当に様子がおかしい。。。 

桜の開花が10日ほど早かったことはニュースでも連日伝えられていましたが、生き物たちの動きも軒並み早すぎる。

夜間の撮影中、耳をすませれば「ヒュルルル~♪ヒュルル~♪」という綺麗な鳴き声が。

もしやと思って探してみたら、やっぱりカジカガエル

カジカガエルが鳴く季節は初夏から夏ですよ。つい先日まで霜が降りていた川にいるのは、どう考えてもおかしい。 カジカガエルとナガレヒキガエルが一緒のタイミングで川にいるという奇妙な光景。

最近一気に気温が上がったので勘違いして動き始めたのでしょうね。。。

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まさかの生き物が遡上

他にも、この季節にいるはずのない生物を見つけてしまいました。

画面中央部の黒い塊なんだかわかります?

なんと、これアユの稚魚たちの集団なんです。

しかも、ものすごく何百匹という大きな群れ。

こちらも例年よりも3週間ほど早いですね。

ん?アユ?

昨年の秋に、アユの産卵場が掘り起こされて「ほぼ壊滅的な状況だったアユ」。

なーんだ、あれだけ心配したのに、影響なんかなかったんじゃないかと思われる方が大半でしょう。

漁協や住民のほとんどの方がそう思っています。

河床をいじっても、これだけ大量のアユが遡上してくるんだからどれだけ獲っても大丈夫だ」と。

・・

・・・それが何より一番解かなくてはいけない何より大きな誤解。

アユに「母川回帰」能力はありません。

生まれた川に戻ってきているわけではなく、近くに登りやすそうな川があったから上ってきているだけなのです。

調査をしている川の近くにすごく大きな別の川がありますので、そこで生まれたアユたちが隣の川に上ってきているだけだと考えられます。

ゆえに、捕れば捕るほどアユの数は先細りに減っていくのは当然のこと。

アユは減らない、むしろ今年は増えた」と喜んでいる方々、産卵場を守るような取り組みをしているならまだしも、産卵を控えたアユ達を1日何百匹も釣り上げて、なんとか産み付けることに成功した卵も土砂と一緒に掘り起こす。

こんなことを繰り返していて、どうしてアユは減らない、むしろ今年は増えた」という発想で喜ぶことができるのか、私には理解ができません。 増えるわけがない。  

そして極めつけがこの看板。

この川を自分たちの世代で枯欠させたいのか、未来の子供たちに残したいのか。

やっていることは琵琶湖産のアユや他の地域で養殖したアユを放流して、天然遡上したアユの住処やエサを奪い、遺伝子汚染を引き起こしているだけ。 

何を守っているのか、せめて何もせずにそっと見守ってほしい。

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