生命の気配のする農園
東海地方もいよいよ梅雨明け。
暑い夏がやってまいりました!!!!
道端に植えた食用ヒマワリたちも続々と開花!
鮮やかな黄色が目を惹きます。 THE夏って感じでいいですねー!!
さらにこちらはタイタンビカス。
10センチを超える大型の食用花。サラダを華やかに彩ってくれます。
白、ピンク、赤といろんな種類を導入したので、農園はすっかり南国モード。
多年草なので、毎年楽しむことができます。
去年導入したのですが、株が充実してきたのか今年の方が茎が丈夫になったような気がします。
ちょこちょこイチジクも取れはじめました。
端境期でニラとインゲン以外あまり収穫物がないので、こうした青果はめっちゃ有難いです!
夏野菜も成長してきて、まもなく収穫できるかなと思っていた矢先。。。。
畑のあちこちでトウモロコシの残渣を見かけるようになりました。
毎日1,2本、実をむしって食べている模様。
どれも残さず食べてくれているようで、よほど美味しかったのでしょうか。
私も1本くらいは食べてみたいところですが、彼らの方がよく観察しているので勝てないです(笑)
悔しくないの?怒らないの?って言われることもあるのですが、そんな感情は微塵もありません。
農園にいる動植物すべての生命がスタッフであり家族なので、彼らを養うのは当然。
むしろある程度食べてもらわないと困ります。
「動物がよく食べてくれるようになって嬉しい」
この感覚を周りからすごく不思議がられるんですけど、そんなに変ですかね?
欲を言えば、美味しく食べている姿を観察したいくらいでしょうか。
どんな子がどんなふうに収穫して食べているのか見てみたいという好奇心の方が強いです。
活かしあい分かち合い。
協生。
売り物だったらそうもいきませんが、麦わら農園は実験農場ですからね。
自分と見学に来た方がちょっと食べられるなら、それでOK。
最近、ハトたちは私が無害だと気づいたようで、種蒔き作業の真横で蒔いたタネを食べている姿をみかけます。
しばらく眺めていても全然逃げない。 ある程度近づくと瞬間的に飛び立ちますが、またすぐ帰ってきます。
彼らを見てると、ついつい顔がほころぶ。
生命の気配がする農園っていいじゃないですか。
3割は自分用、3割は食べてもらう用、4割はタネ採り用。
このくらい大らかに構えていると、めっちゃ心が楽で、すんごく楽しみながら農ライフを満喫できますよ!
梅雨明けし、本格的な夏がやってきますね.
正直なところ、”3割は自分用、3割は食べてもらう用、4割はタネ採り用“ ってなかなか思えないです。
去年アナグマか何かの野生動物に収穫間近のトウモロコシを全部食べられてしまうし、
今年は鳥さんに黒すぐりも半分くらい食べられちゃって、、、。あら〜残念〜、くやしいって思ってしまいます。
おおらかにいきたいけど、、心構えがまだまだです。
たつさん
農地全体を大きな生態系だと捉えると、そこにいる動植物と私達人間は等しい存在だと感じます。
調和の観点からすると、彼らは「私」であり、私もまた「彼ら」。
彼らを喜ばせるのは、自分を喜ばせるのと同様のことだと感じています。
「自分だけのもの。収穫物は人間だけの物」という概念を超越した先に協生する未來が待っているはずです。
御返信ありがとうございます。
農地全体が生態系でそこにいる動植物と人間は等しい存在、、。つまり家庭菜園のような小さい菜園であってもそこも生態系と考えるということですね。切り離さない。
“自分だけのもの。収穫物は人間だけの物” という概念を超越できるか、、できるかなー、うーん、どうだろう、やってみます。