むー農園から「婿養子」をお招き
先日、むー農園からお招きさせていただいた「ブルーベリー」と「山ウド」の植樹作業を行いました。
まずは12年物のブルーベリーから。
これまでは土を掘って果樹を植えていたのですが、根を地中に伸ばす際に根腐れを起こしてしまわないか心配になってきたため、今回は表土に盛土をする形で植樹してみようと思います。
これならある程度下に根を張っても大丈夫なはず。むーさんからいただいた果樹を枯らすわけにはいきません。。。 とはいっても、ここからは何もせず見守るだけですが。
2m近くある大株はインパクト抜群!私の畑にある果樹はほとんどが2~4年物の幼木なので、いきなり大先輩が現れた感じで一際異彩を放っています。
畑の入り口近くでシンボルツリーとしての役割を担っていただく予定です。
きっと他の幼木が悪環境にくじけそうな時も「バカもん!そんなんで根をあげとる場合か!」と果樹リーダーとして叱咤激励して他のみんなを率いてくれることでしょう。
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「山ウド」は防風&日よけ効果!?
続いて「山ウド」の植樹へ。
むー農園の山ウドは15年物の大株。株の直径が1mを超えるものもあるそうで、それを小さく切り分けていただきました。 写真のピンク色に見える部分が「芽」です。
芽ごとに株分けし、この芽を上向きにして5センチほど覆土して埋めていきます。
生命力抜群の野生の山ウド。夏には1.5mくらいまで成長するそうです。
去年の春、ゴーリキマリンビレッジの協生野菜収穫体験ランチでいただいた若ウドや新芽の天ぷらは、ほのかな苦みと甘さが調和した格別の美味しさでした。
しかし、私の畑では山ウドは食べるためだけに植えたのではありません。
もっと大きな「防風林や日陰造り」としての役割をお願いしようと思っています。
田園地帯のど真ん中に位置する私の畑は、風は吹きっさらしで、一日中日光も当たりっぱなし。
そんな環境では、ここにいるだけで果樹や野菜はかなり体力を消耗して、なかなか成長にエネルギーを使うことができません。小さな生き物たちも隠れ家とする場所がないため、住み着きにくい。
山ウドが生い茂ってくれることで、近くに半日蔭の状態を作り出し、そんな環境を打開する一手になってくれるのではないかと期待しています。(もちろん山ウドだけにお任せするのではなく他にもいろいろ検討中です!)
むー農園からの大切な婿養子。それはそれは良い待遇で招かれるのかと思いきや、まさかの最前線行き(笑)
それでも「まさかこんなはずじゃなかった」という気持ちじゃなく、「よっしゃやったるか!」という声が聞こえてきそうなくらい気力に満ち満ちた「ブルーベリー&山ウド」達でした!
野山化に向け、これから御力をお貸しください!!! 何卒宜しくお願いいたします!!
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