第1回清流宮川マラソン 癒しのハーフマラソン

ゴールデンウィーク最終日、5月7日に三重県大台町で行われた「第1回清流宮川マラソン」に会社の同僚たちと参加してきました。今回は人生初のハーフマラソンへのチャレンジです!

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マラソンの舞台は「清流宮川」

三重県大台町は町全域が大台ヶ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパークに認定されている自然豊かな町。そこを流れる宮川の最上流部「大杉谷」が今回の舞台です。

僕は以前仕事で、1年にわたりこの宮川の調査を行ってきたことがあります。それ以来5年ぶりに訪れましたが、いつ来ても心癒される大好きな場所です。

 

宮川は大台ケ原の日出ケ岳を源流に、伊勢湾へと流れる全長91キロの一級河川。国土交通省が行う「全国一級河川の水質現況」で、過去12回も「水質が最も良好な河川」(清流日本一)に選ばれているんです。

ちなみに、2011年までは6年連続で清流日本一に選ばれていたのですが、堆積土砂の影響やダム湖に沈殿した泥の影響などで近年は逃してきたところ、去年4年ぶりに清流日本一に返り咲きました。

ちなみに宮川の「宮」は「伊勢神宮」の「宮」。かつて伊勢神宮を訪れる参拝者が宮川に入り、身を清める禊ぎを行ってきたことから「伊勢神宮の御祓川→宮川」という名前が付いたということです。

マラソンで村を活気付けたい

大杉谷地区の人口は現在248人。過疎化高齢化が進んでいる集落です。その中で大杉谷を知ってもらいたい、素晴らしい自然や温かい人々に出会って欲しいという思いで、この大会が企画されました。1日だけでも人口を2倍にして村を賑やかにしたいと開催したところ、今回200人のランナーが集まり大いに賑わいました。

この日は、ハーフの部、10キロの部、5キロ中学生の部・ウォークの部とそれぞれのレベルに応じた部門があり、私は人生初のハーフマラソンに挑戦することに。

コースは大杉谷自然学校近くをスタートし、往路の10キロは「なだらかな坂道」。そこから折り返して復路の10キロは逆に「ゆるやかな登り道」。高低差も40mほどと非常に走りやすい道のりです。

途中、聞こえてくるのは清流のせせらぎの音と鳥たちがさえずる鳴き声。自然に溶け込む感覚で走っていて、めちゃめちゃ気持ち良い!横に川が流れていると視覚的にも優しいような気がします。

また沿道では大杉谷の皆さんが家の前で待ってくれていて声援をかけてくれます。みんな笑顔で僕たちをよく来てくれたねと出迎えてくださり、胸が熱くなりました。

小さな子供たちもお年寄りもお水どうぞポカリどうぞと一生懸命に応援してくれます。本当に本当にありがとう。感謝をしながら走っていると体が軽い軽い。あっというまの20キロ。その結果は

なんと驚きの2時間切り!!!

羽だ!僕の背中に羽が生えた!!麦わらフライハイ!!比較的走りやすいコースというのもありますが、住民皆さんの力が後押ししてくれた成果だと思います。

こんな素敵な大会の第1回に参加できて幸せです。来年以降もぜひ参加したいと思いました。

 

奥伊勢フォレストピアでBBQ

大会後のもう一つの楽しみは、会社のランナー仲間たちと行うBBQ!大杉谷から車で30分ほどの場所にある「奥伊勢フォレストピア」に行ってきました。

グリルや食材も全部込み込み、ご飯も食べ放題で一人2500円!

しかも無料で天然温泉の入場券付き!!!

いやぁ、ゴールデンウィークの最後にめちゃめちゃ楽しい思いをさせてもらいました。マラソンからのBBQ、そして天然温泉。このコンボは最強ですね。

心と体に癒しを求めるランナーに是非是非オススメです!