タネから育てる「ナツメ&アケビ」
近所のスーパーにある地消地産コーナーで気になる果物が売っていたので購入しました。
協生農法を始めるまでは、あまり気にも留めなかった野山の果物。
アンテナの張り方が変わるとすごく日常が楽しくなりますね!
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野山の果物①「ナツメ」
まず気になった果物がこちら
ドライフルーツとしてお菓子の材料や、生薬として用いられることが多い「ナツメ」です。
これだけ入って100円という驚きの安さだったため、悩む前に手が買い物かごに運んでいました。
見た目はドングリのようですが、皮も柔らかくそのまま生で食べることができます。
中身はこんな感じ。
真ん中に梅干しのような種が入っています。食感も味もあっさりしたリンゴみたいな感じ。
うん。なかなか悪くない! 好きな味かも。
中国では「ナツメを1日3粒食べると老いない」という言葉があるほど重宝されている果物。
ナツメの果実を乾燥させた大棗(たいそう)には老化防止や、利尿、精神安定、睡眠誘導などの作用があるとされ、葛根湯などの漢方薬にも配合されているそうです。
古くから貴重な栄養源として愛されて来た果物なんですね。。。
じゃあ、種を取ろうか
もうお約束になってきましたね。食べたら蒔くをスローガンに協生農法を進めていきたいと思います。
だって、これだけ素晴らしい果物だったら、家にあると便利ですやん! うまく育たないかなぁ。
でも、ナツメという名前の由来は「夏に芽を出す」ことから来ているそうで、25度くらいにならないと発芽しないそうです。 これから寒い時期には休眠して、暖かくなってから活動を始めるということで・・・
これ存在を絶対忘れるね。。。
気になる果物②「アケビ」
ナツメと一緒に購入したのが「アケビ」。
小さい時、じいちゃんと山菜採りに行った時に野生のアケビを見つけて食べたら美味しかったのを今でも覚えています。そういう原体験って貴重ですよね。
山に生えてる果物を、その場でもぎ取って食べるっていうのが、なんか印象深かったんだよな。
と、いうわけでタネを取ろうか。
なんかどっさり取れました。むしろ、ほとんどタネでしたね。
こちらはタネを取った後の果皮。炒めて食べるとゴーヤの味がするということを聞き、調理してみることにしました。
切ると中が白くてリンゴみたい。このままでも美味しそうだったので試しに生で食べて見たところ。。。
むちゃくちゃ苦い!!!!
いや、もう口に入れた瞬間に広がる苦味はゴーヤの比じゃないっすよこれ。
こんなもんホンマに食べられるんかいな。。。
とりあえず、ゴマ油で炒めて、豚肉、卵、チンゲン菜と一緒にチャンプルーにすることに。
アケビチャンプルー。
恐々と一口、すると・・・
完全にゴーヤだ!!! めちゃ美味しい!!
程よい苦味に、果物ならではの甘みもほんのり残る感じ。これゴーヤよりも美味しいんちゃうか??
火を加えると果皮はジャガイモのような色に変わるので、料理として何の違和感もなし!
いやー、予想外に美味しかった。果肉も果皮も美味しいって最高の食材ですやん!!!
今回も、いい食べ物に巡り会えたなぁ。大満足!!