協生農法の畑〜秋の種まき・1年目〜
先日の草刈りから2週間。いよいよ自然農法の一つ、協生農法の畑で「秋の種まき」を行います!
(すいません。途中レジャーに行っていたもので、予定が大幅に遅れております。。。)
先日の台風の影響もなんのその。秋晴れの中、早速畑へ!!!
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・・・と、その前に
畑に行く前に考えておいた方が良いのが「畑全体の設計図」。
まずは全体を俯瞰し、どの場所に何の種を蒔くのか良いのか熟考します。
気持ちが先走り、畑中に手当たり次第タネを蒔くと、どこに何を蒔いたのかわからず、あとで結構苦労します。まさに自業自得。。。(春、自分がまさにそうでした、その反省を今回に活かします)
そうならないために、しっかり全体の設計図を練っておくのが肝心です。
今回蒔くのは、固定種を専門に扱っている「野口種苗」さんから取り寄せた野菜の種。
固定種の種は味がよく、自家採種できるのが利点。今回から種取りにも挑戦したいと思っております。 まぁ、タネが取れるほどうまく育ったらの話デスが。。。
各野菜の歴史や特徴など詳細が袋に書いてあるので、非常に勉強になります。
大根だけでも3種類。二十日大根も入れると5種類蒔くことにしました。
なんせ、まだ造成1年目なんで、まずはいろんな種類を蒔いて、どの種類の野菜が自分の畑に合っているのか見定めないといけないんです。
今回、秋に種まきするのは、紀州大根、白上がり京大根、髙農聖護院大根、コメット(赤丸二十日大根)、赤丸金門二十日大根、滝野川大長牛蒡、松島純二号白菜、子安三寸人参、ビタミン菜、中生成功甘藍(キャベツ)、中生チンゲン菜、中丸葉小松菜、汐止晩生葱、日本ほうれん草の14種類。
では、設計図ができたので畑に行ってみましょう!
秋の種まきで「実験」
いやー、いい天気。
2017年9月21日(晴れ)気温27度
私が実践している協生農法は、無農薬、無肥料、不耕起不耕起栽培で行う自然農法。
そのため、春に作った畝を耕し直すことは絶対にしません!土を耕すのは草の根の仕事ですからね。
さて、このように草マルチになった畑に種まきをするのは今回が初めて。どんな状態の場所に種を蒔くのが野菜にとって一番良いのか、環境の違う2つの畝で実験を行うことにしました。
1つ目がこちら「草を地面すれすれまで刈って土壌の頭が見えている状態の畝」。
この状態の畝に種を蒔けば、直接土の上にタネが落ちるのですが、日光から身を隠すための雑草が周りにないため、さてどうなるか。
もう一つは「草を15センチほど残した状態の畝」。
草の上から種を蒔くので、そもそもタネが土壌にたどり着くのか。でも野山の植物たちはこういう状態の中で子孫を残して生きているわけで、さてどうなるのか。
環境の違う2つの畝に、バラバラと野菜の種を落として種まきは終了。
これから野菜がどのように育って行くのか、その成長を見守って行きたいと思います。
大根は「すじ蒔き」で
今回の野菜の中で「大根」と「ほうれん草」は、バラ蒔きでは発芽がかなりしにくいと聞いたので、すじ蒔きを行うことに。
土壌を極力傷つけたくないため、種をまく数センチだけ「すじ」をつけていきます。
すじの中に大根の種を落として、土に軽く押し込んで行けば種まき完了。
先日の台風の影響で土がまだ若干柔らかく、非常にすじ蒔きがしやすかったです。
これで種まき第一弾が終了。一度に全部の種を蒔くのではなく、中旬・下旬と時期をずらして行う方が育成期間を長く楽しめるそうなので、私も数回に分けて種を蒔いて行きたいと思います。
さぁ、実験結果がどうなるのか楽しみだなぁ。 まさか全滅なんてことは、、、ないはず。。。