家庭菜園モデルは協生農法か否か

2023年7月9日。41歳の誕生日を迎えましたー!

この日は朝から農園見学会

同郷、名張在住の日本刀術士である楠本さんが初来園です。

先日、伊賀在住の風鈴演奏家・日向真さん(写真右)とのご縁で出会わせていただいた楠本さん。

そこで協生農法のお話をしたところ、是非見に行きたいとご興味を持ってくださり来園いただく運びとなりました。

行動力が素晴らしいっす!! 伊賀名張を盛り上げていきたいという志を同じくする仲間が増えてめっちゃ嬉しい。

こうした同志を農園にお招きする誕生日なんて最高じゃないですか!!!

めっちゃ幸先の良い始まり。農園のヤブカンゾウたちも満開でお祝いしてくれていました。

楠本さんは、農園内を乱舞する蝶やトンボたちの数に感動してくださったそう。

食べられる森がいかに生き物たちの楽園であるのか、ノアの箱舟の役割を実感したとか。

畑の至るところで成長を続けるトウモロコシ

4年目で結実したポポー

生きとし生けるものすべての命が調和し其々が使命を全うしようとする協生農法の魅力にハマっていただき光栄です!!

やっぱり見て感じて食べて、実際にお越しいただくのが一番早いっす。

いろんな友人たちにも知ってもらいたいと、また今度連れてきてくださるそうで新しい交流も楽しみですね!

 

そんな中、最近一つ実験の結果が現れた事象があります。

5月末に造成した2畳の家庭菜園モデルです。

円形畝も長方形畝も、すっかり野菜マルチ状態に。

根元にはサンチュレタスが密生。

畝の周囲で意気揚々と成長を続けるサトイモ

インゲンとレタスのコントラストも美しい。。。。

これ、一見するとめっちゃ協生農法に成功しているように見えますよね??

でも。

残念ながら、この場所は「協生農法」とは呼べないということに気づきました!!

それを教えてくれたのはニラたち。

ニラは麦わら農園で一番人気の野菜!!!

見学に来る皆さんには生で食べていただいているのですが、いつも大好評!!!

無肥料の生食ニラの甘み旨味の虜になる方々が続出しております。

でも、家庭菜園モデルのニラは・・・・生食すると後味にエグみが強い。。。

慣行農法で行う畑の2m横に位置する家庭菜園モデル。

雨水などで地中に浸透した肥料分を植物たちが吸い上げているんでしょうね。

この近さでは、肥料の影響をまともに受けてしまうことがわかりました。

二畳の圃場内がいくら無肥料無農薬混成密生であっても、常に肥料分が流れてくる環境であれば正常な成長速度で本来の生命エネルギーを保持することはできません。

そのため協生農法とは呼べないんです。

とはいえ多収には変わりはありませんので、成長した野菜は有難く命を頂戴します。

今後は、協生農法ではない混成密生の家庭菜園として活用していきます!

これからもこうしたいろんな実験を通じて協生農法の理解を深めていきたいと思いますので、皆様、何卒応援を宜しくお願い致します!!!!

41歳の誕生日に新しくインスタとスレッズも始めました。

もしよければ登録宜しくお願い致します!!

 

https://instagram.com/tetsuyamori0709igshid=MjEwN2IyYWYwYw==

 

https://www.threads.net/@tetsuyamori0709

 

 

家庭菜園モデルは協生農法か否か” に対して2件のコメントがあります。

  1. たつ より:

    麦わらどんぐりさん、お誕生日おめでとうございます。ますますのご活躍をお祈りしております。同じ蟹座さんで親近感。

    参考にさせていただいている野菜マルチでワサワサの2畳家庭菜園の状況アップとここのニラの味の考察、大変興味深いです。周りの慣行農法環境の影響を受けるんですね。うーむ。

    生き物たちの楽園、麦わら農園の藪萱草のお花美しい。
    いつも更新ありがとうございます。

    1. たつさん
      ありがとうございます!同じ蟹座だったのですね!
      僕も嬉しいです!!
      そうそう、周囲の環境の影響はものすごく作用します。
      そのため協生農法を始める際、圃場がどんな場所であるのかしっかりと見極めないと
      せっかく何年もかけて形が見えてきたと思ったら、、、残念。。。
      という結果にもなりかねません。
      そのための実験であり、ブログで報告することも必要かなとお知らせされていただいたところですね!
      引き続き宜しくお願い致します!

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