2017年4月末に約1反の水田跡で協生農法を実践し始めた麦わら農園。
こんな場所で本当に果樹や野菜が育つような環境が構築できるのか、不安を抱えながらのスタートでした。
造成開始とともににブログで奮闘記を発信することで、私の失敗体験などを通してこれから協生農法を始める方に有意義な情報を届けられるのではないか、実践者を勇気づけ自分もやってみようという気持ちを後押しすることができるのではないかと願いながら、徒然に書き記し続けてきました。
5年の歳月が過ぎた2022年5月。今ではベリー類など果実をはじめ、様々な野菜が収穫できる「食べられる森」へと変貌!!農園に集まる生き物の種類も、以前とは比べ物にならないくらい増えてきました。
生命が生命を育む、その言葉の重要さをひしひしと実感している日々です。
農園が育つとともにブログを訪れて下さる読者の方々も増え、徐々に「実際に話を聞きたい」「見学してみたい」という要望が届くようになりました。
私自身も造成当初、京都府で協生農法を実践されていた流美農園さんにもとへとお邪魔し、コミュニティファームDAYで収穫体験や畑の手入れをお手伝いさせていただいた際に、とてつもなく感動したことを覚えています。
いつか、先輩のような農園にしたい。あんな風に皆が笑顔で集える場所を作りたい。
そんな思いを抱きながらも、これまでは友人や親族といった身近な人にだけ、こっそりと農園の見学を行うだけ。。。
協生農法創始者である桜自然塾の大塚隆さん(むーさん)や流美農園さんが私の心に蒔いてくれたタネは、発芽せずに胸の奥に眠ったまま。
・・・何一つ恩返しができていない。。。
恩を返す機会は、農園としての形が見えてきた今のなのではないか。
以前大塚さんに麦わら農園にお越しいただき「協生野菜の味」や「協生農法の実践方法」は間違っていないということは証明済み。やるかやらないかは私の気持ち一つ。
そこで今回、大塚さんとも相談の上、こうした水田跡地活用モデルの一例として、今後「麦わら農園の見学」を受け入れていくこととなりました!!!
「実践したい」「数年後の農園の様子がみたい」と思われた方の未来への一助にされるのならば、私も協力したいと考えて思います。
また、見学の際は活動協力費として一人3,000円をいただきます。(ご参加いただいた方には、お土産として「麦わら農園簡易植栽図」をプレゼント!)
ご支援いただける方は、インスタグラムのDMやmori_dai3@asint.jp までご連絡ください。
「午前」か「午後」、どちらか2時間ほどご見学いただこうと思います。
見学日時につきましては、私とスケジュールを調整しながら、受け入れ可能な日を相談させていただければ幸いです。「桜自然塾さんの講習翌日に見学したい」などの要望もスケジュールが合えば対応可能です。
(同じ三重県内ではありますが、伊勢から名張へは車で2時間ほどかかります。)
※農園には遠くて行けないという方には「協生お悩み寄り添いワークショップ」や「WEBお悩み相談」も受け付けております。お気軽にご相談ください!
今後は、大塚さんを麦わら農園にお招きし講習会を開くなど、桜自然塾さんとのコラボも定期的に行っていく予定です。麦わら農園が協生農法普及の一助になれれば、志を同じくする方々と繋がるコミュニティファームになれれば、これ以上の幸せはありません。
蒔いていただいたタネが発芽し実を結び、また皆さんの心にタネを蒔くことができる日を楽しみにしております。
これからも何とぞよろしくお願い致します!