関西大学の臨時講師になりました
今年度から関西大学人間健康学部にて、月に一度ほど臨時講師を務めさせていただくことになりました🙇♂️
お声掛けいただきました村川教授、本当にありがとうございます!!
これから学生さんや堺市内の皆さんと共に、関西大学を食べられるキャンパスに変える
【Edible(エディブル)】という数年がかりの大プロジェクトに加わらせていただきます🌳
学生さん達が作ったコロニーポットを住民の皆様に配り、そこで野菜を栽培しながら果樹苗を育み、ポットが手狭になって来たら大学内に植え替え、また新しい苗木を育ててもらうという地域一帯となったこの取り組み🌱
一方通行の押し付けではなく、双方向参加型の持続可能なプロジェクトです。
記念すべき第一回は、コロニーポットの根幹となる「協生農法」とは?
という講義内容。
一ヶ月前に僕が仕込んでおいた密生混生のポットを見せながら、
持続可能な農とは一体どのようなものなのか。
無肥料無農薬で野菜が成長する理由。
ベーシックな循環のシステムについてお話しさせていただきました。
しかしながら、僕は学生の皆さんに「野菜の育て方」を伝えに来たのではありません🥦
協生農法をきっかけにして、生命の循環や自然に目を向け直し、興味を持ってほしい。
日本が持つ本当の豊かさや資源とは何なのか。
日本は世界に誇る水の国、その恩恵を受けた草の国、花の国、そして生物の国だと思います。
こんなに素晴らしいポテンシャルを秘めた国はまずありません。
それを知れば、自ずと日本が愛おしくなる。
この土地で生まれたことに誇りを持つことが出来る。
そうすれば未来に受け渡さなければいけない「宝物」が何なのかが見えてくる。
それを失わず守っていくためには、何が必要かにも気付くことができる。
北風と太陽を織り交ぜながら、そんな講義をして行きたいと思います。
未来を担う若者達に伝えるという大役。
託すべきバトンの重大さに震えながら、
種蒔きを頑張ってまいります💪
4月末で協生農法を実践し始めて9年目になりました。
まさかこんな大仕事をさせていただくようになるとは、当時の自分に教えても絶対信じてもらえないでしょうね😭
信じて進めば道となる。
タネを蒔き続ければ花道となり、
多くの生命が躍動する楽園へと繋がる。
流した涙と汗は川となり、
ゆったり蛇行しながら流れ続ければ、
やがて母なる海へと流れ着くだろう。