麦わら果樹農園
草刈りを終え、さっぱりとした麦わら農園。
樹木がずいぶん大きく成長してきたおかげで、果樹園のような様相に変化。
このくらいまで木が育つと「ただの耕作放棄地」から「荒れた果樹園」へと世間の印象も変わってくるから不思議っすねー。
1反に大小100本ほど植えている果樹たちの中、今一番鈴なりに実っているのがカリン。
カリン酒やジャムなどの食用や、そのまま実を室内に置いて芳香剤としても利用できる優秀な子です。
まだ、うっすらと黄色味がかかってきたばかりなので収穫は先になりますが、今年はこの子を出荷する計画です。
また本格的に始動した際にはブログでもお伝えする予定ですが、私の友人が名古屋市内で自然農野菜や果実のお店を開くということで、そこに置かせてもらう話が進んでいるんです。
とはいえ、私は出荷メインではなく、あくまで自給&研究用。
取れ過ぎた分をお裾分けするという気持ちで出荷していこうかなと考えております。
伊予柑など柑橘系も実ることは実るんですけど、まだまだ自分達で食べるだけの量しかできませんからね。
あと、ひそかに期待しているのが、落葉低木のエルダー。
果実はエルダーベリーとも呼ばれ、果実酒にも使えますし、花は食用や煮詰めてジュースとしても使えるそうです。
さらに葉や根など全草が薬効に優れているため「薬箱」とも呼ばれ、古代では医療用にも活用されてきた万能ハーブなんだそう。
この前、エルダーフラワーのコーディアルを初めて飲んでみましたが、さっぱりして美味しい!!!
ハーブ販売店で5センチほどのポット苗を4つ購入し植えておいた所、草に覆われようが水が枯れようが年々成長しております。
ネットで調べると「乾燥に弱い」とか「多湿に弱い」とか書いてありましたが、むっっちゃ強健です。
小さい苗の状態で購入したため、徐々に環境に慣れてきたのかもしれません。
挿し木で増やすのが一般的らしいので、もう少し成長してきたら増やしてみようかな。
他にも著しい成長を見せているのが、アイスクリームバナナ。
室内で育てていたものを地植えしたところ最初は環境の変化に驚いたのか弱って枯れかけていましたが、その後みるみる元気になりこの状態。
根元には、子株がいくつも生えてきていました。
長期出張から戻ってきて、一番驚いたのがこの子の変貌ぶりでしたね。
妻に「バナナの根元に子株がいっぱいできてたよ!!!」と伝えた所、
「あー、嬉しいね。じゃあ食べようか」との感想。
え、、、食べるってどういうこと、、、と困惑していたのですが、
どうやら「子株」を「小カブ」と勘違いしていたようです。
「バナナの根元に小カブがいっぱいできてたよ」
・・・確かに食べますわね笑笑
小カブではないですが、果樹たちの根元を重点的に自家採種ダイコンのタネをたっぷり蒔いておきました。
他にも、芽ニンニクも導入。
うちのカチカチの畑では島ラッキョウなど小さい物でも掘り出すのが大変。。。
掘り出さずに芽を収穫できるほうが楽なのではと、試してみることにしました。
果樹や野菜が密生混成する麦わら農園。
秋の夜はコオロギなど様々な虫たちのコンサートが繰り広げられる命の大合唱。
植物たちの成長と比例するように、生き物の数も増えていることを実感しております。
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