「伊賀ぐり農園」の散髪に思う事
3月頭に棚ゾーンを造成した伊賀ぐり農園。
上の写真はその時の伊賀ぐり肥料畑の様子。
まだ静かに春を待つという感じですね。
それが約2カ月経ち、どうなっているかというと・・・
はい。春満開。
いやー、たった2か月で密林ですよ。タスケテ。。。
足の踏み場もないとは、まさにこのこと。
肥料分がまだまだ抜け切れていないということが、嫌っていうほどわかりますね。
土壌から過剰な栄養を分解しようと懸命に頑張ってくれております。
草に負けない果樹は、そりゃあもう活き活きと成長を続けています。
今年初めてリンゴの花が咲きましたが、可憐で可愛らしいですね。
麦わら農園で正体不明の樹が1本あったのですが、この花を見てリンゴだということがわかりました。
しかしこれ、どこから手をつけていいものでしょう。
だって・・・
果樹以外、どこに何が生えているかさっぱりわからないんですもの泣泣
かろうじて分かるのは群生していたスナップエンドウ
茎を伸ばしていたニンジンくらい。
あとは、さっぱりわかりません。
わかる範囲のものは残して、一面必至で草刈りをしましたが管理が本当に大変。
畝間が狭すぎると、草刈りがとてもメンドクサイということが今回わかりました。
畝を広く取ろうと考えすぎて、人が一人歩ける程度しか畝間を開けていなかったため、草がジャングルのようになると何が畝でどこが畦かさっぱり。。。
狭い中を草刈りしていかねばならないため、めちゃくちゃてこずりました。
これから新たに造成を考えている人は「畝間は広めに取る」ことを強くオススメします。
わからなすぎて、スナップエンドウや島らっきょなんかもいくつか一緒に刈り取ってしまいました。
島らっきょは球根が残っているので、なんの問題もありませんが、スナップエンドウには可哀そうなことをしてしまいましたね。
上の写真のような状態から野菜を見分けつつ、草刈りを行わなければなりません。
目が慣れていればある程度カバーできますが、最初から肥料分が残った畑で始めようと思うとかなり大変かもしれません。
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一方、こちらは伊賀ぐり放棄地畑。
草は生えているものの、土壌のバランスが整っているため先ほどのようにジャングルのような状態ではありません。
ニンジンや
スナップエンドウ
小さなネギだって、たやすく見つけることができました。
こちらは畝間も若干広めに作ったため、草刈りもしやすかったです。
しかし、作業中気づいたのですが、今年は伊賀ぐり農園に1本もダイコンや小松菜の姿が見当たりません。。。
上の麦わら農園の写真をみればわかるように、この時期は白や黄色の花が咲き乱れておりますので、見落とすはずがないのです。
土だけで考えれば、麦わら農園はカッチカチで伊賀ぐり農園はふっかふか。
でも、何故かニンジンもスナップエンドウもダイコンも麦わら農園の方がよく成長しています。
種採りをしているため野菜達がその土地になじんできたのか、単に他の草に負けてしまっただけなのか。
答えは、周囲の環境や野菜に教えていただくしかありませんので、もう何年かデータを収集する必要がありそうですね。