燻製土鍋「いぶしぎん」でジャーキー作り
自分の中で数年前からハマっている「燻製」作り。
これまではダッヂオーブンを使って作っていましたが、最近ダッヂオーブンで煮込み料理を作る頻度が高くなってきたことと、もうちょっと一度に燻製量を多く、さらに本格的に作りたいということもあり、ある秘密アイテムを購入しました。
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大人気!長谷園の窯出し市
秘密のアイテムを求めてやってきたのは三重県伊賀市にある伊賀焼きの郷「長谷園」。
ここでは毎年GWに窯出し市が行われ、多くの人々で賑わいます。伊賀焼きの土の手触りと温かさが好きで、僕は毎年のように参加。家で使っているお茶碗や皿、湯呑みに急須はほぼ窯出し市で購入したものです。
窯出し市の中でも特に人気のブースがこちら!長谷園商品のアウトレットコーナー!!
定価の60~70%OFFで買えることから会場は押せ押せの満員電車状態。特に今年はカンブリア宮殿で長谷園の特集があったということもあり、番組を見て遠方からもたくさんの方がいらっしゃったのだと思います。
伊賀焼きの燻製土鍋「いぶしぎん」
そんな中、必死に購入したのがこちら!「いぶしぎん大」です。
卓上コンロを使って手軽かつ本格的な燻製が作れるという「いぶしぎんシリーズ」。
定価16200円のところ、驚きの6000円!!!
いや、そりゃみんな並びますわ!安すぎる!!
これまではウインナーやチーズといった定番の燻製や、尊敬する先輩から教わったシメサバ、エイヒレなど、買って来たものをそのまま燻して食べることが多かったのですが、せっかく本格的な調理器をゲットしたということで、
今回はこれを使って「鹿肉のジャーキー」を作ってみたいと思います!!
ちなみに鹿肉は僕の趣味なので、脂身の少ない牛肉の赤身とかでも全然大丈夫です!
鹿肉(牛肉)のジャーキー作り
準備するものは
・鹿肉 500g
・しょうゆ 1/2カップ
・赤ワイン 1/2カップ
・水 1/2カップ
・塩 30g
・砂糖 30g
・ブラックペッパー 少々
・スパイス 少々
下ごしらえ
最初に燻製に欠かせないソミュール液作りから。ソミュール液は燻製を塩漬けするための保存液。 日持ちをよくするのと、味付けするために使います。塩分濃度を高めにすると保存期間は長くなりますが、しょっぱくなり過ぎるのでご注意を!
まずは鍋にしょうゆ、赤ワイン、水、塩、砂糖、ブラックペッパー、スパイスを入れ沸騰させます。(赤ワインがない方は日本酒でも美味しく作れます。)
沸騰させたら火を切って、冷ませばソミュール液は完成!めっちゃ簡単!!自分なりの味付けを目指して行きましょう。
この時点でなんともいえない美味し~い匂いが漂います。これだけでビールが進んでしまう。。。
次にお肉、燻製を作る時は厚めに切るのが鉄則。途中の作業でどんどん縮んでいっちゃいますからね。0.5~1センチくらいにガツっと切ります。そして、先ほど作ったソミュール液が冷めたら肉を入れて10時間冷蔵庫で漬け込みます。
それから水気を切って4時間ほど陰干し。干すカゴがない方はキッチンペーパーでよく水気を切って冷蔵庫の中で6時間おきましょう。
水気が多いと燻製した時に酸味が強くなりすぎてしまうのでご注意を!
すると、見た目的にはすでにかなりジャーキーに近い状態に。これで下準備はオーケー!
いよいよ、いぶしぎんの登場です。
燻製土鍋「いぶしぎん」
こちらが燻製土鍋「いぶしぎん」です。見た目は完全に土鍋ですね。
中は網が三段並べられるようになっていて、一番下にスモークチップを敷き、燻していくというスタイルです。
食材を網に置き、まずは蓋を開けたまま5分ほどガスコンロで強火にかけます。
それから蓋をして、少し煙が出てきたら、ここからが、いぶしぎんの真骨頂!
煙が出てきたら蓋の縁の所に溢れない程度の水を流し込みます。こうすることで煙が外に漏れないようにできるんです。煙が漏れないため、家の中でも手軽に燻製が作れてしまうという優れものです!
水を入れたら5分加熱し、あとは火を切り余熱で20分燻せば、ジャーキーの完成です!!!
土鍋の遠赤外線効果でかなり短時間で燻製が仕上がります。
※作っている時は匂いませんが、蓋を開けたら部屋中燻製の香りが充満しますのでご注意を。
いやー、自分で言うのもなんですが、めちゃめちゃ旨い!!!
香ばしい燻製の香りに、ほどよい歯応えのある鹿肉ジャーキー、会社の同僚や先日遊びに来た大学時代の友人達にも振る舞いましたが軒並み好評でした。良いねえ、いぶしぎん!
これから燻製のレパートリーが増えていきそうです。