耕作放棄地を開墾する喜び

去年から本格的に栽培を始めて以降、うちの耕作放棄地も使って欲しいという御依頼をいただくことが増えてきました。


木を植えても良いという場所は協生農園として、野菜だけという場所はムクナ豆用に。

まぁ大半が木を植えるのはNGですので、必然的にムクナの棚ばかりを増設している現状です🫘


Instagramのストーリーズに「新たに耕作放棄地を借り受けました!」と投稿したところ、フォロワーさんから「森さんはどうして耕作放棄地で活動しているんですか?」という趣旨のご質問をいただきました🙇‍♂️

僕の発信に対してご興味をお持ちいただき、質問まで下さるなんて、、、
これぞSNS!
双方向の魅力ですよね☺️

僕が農を行う意義の一つとして、
野菜を栽培することの前に
「耕作放棄地を無くしたい」という
想いがあります。



荒れた土地を活用することで獣害の抑制やメガソーラーの建設を食い止め、
未来に農地を農地として繋いで行きたいとの目的からです🌳

協生農法もムクナ豆の栽培も
初期経費が多額にかかります。

現状、ムクナ豆を栽培して販売を行いながら活動資金を捻出するというやり方なので儲けは殆どありませんが、目的が耕作放棄地の再生&活用なので長い目で見れば何とか活動は出来るかなというところです💦

でも、耕作放棄地の開墾作業って、本当に楽しいんです!!



新しく借りた場所も、放棄して相当年季が入っているのか4mを超える巨大な茅が至る所に生えていたり、草刈りにはかなり労力がかかりました。

これまで鬱蒼としていた雑木林を切り開き、日が当たる場所に変わると、気持ちも明るくなる。

頬を撫でる風が変わる。

この喜びは、道なき道を切り拓いた者にしか分からない贅沢な感覚だと思います。



自己満足だろうと言われればそれまでですが、僕は今の活動の先に明るい未来があると信じています。

光が当たらないなら当たるようにすればいい。

暗い暗いとジメジメ言うだけではカビが生えて腐敗していくだけです。


この風の気持ちよさを知れば、
もっと日本は良い国になる。

ただ耕作放棄地を開墾しているわけではなく、その先にある未来への開墾作業なのかも知れませんね。

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