葉物ビッフェのお客様
我が家の庭で先日、春の使者「フキノトウ」を発見しましたが、畑の中にも春がやってきたようです。
写真右の南高梅にご注目。
ほら、ついに開花してきました。
受粉樹として植えた甲州小梅にも花がチラホラ。
しっかり根付いてくれたようで、ホッと一安心。
あと何年後かすると自家製梅干しが作れるようになるかもしれませんね。
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葉物ブッフェのお客様
そんな春の畑に中学時代からの友人が訪ねてきてくれました。
以前から私のブログの読者で協生農法に興味を持ってくれていた彼。
写真で見るのと実際に来て見るのでは規模が全然違うらしく「一反」の広さに驚いたそうです。
高畝にワシャワシャと生えまくっているルッコラ、小松菜、サンチュ、ほうれん草などなど葉物をブッフェスタイルで食べてもらうことに。
「あれ?ホンマに味が濃い。。。麦わらが食べたら違いがわかるって言うてた意味が理解できたわ」
とご満悦の様子。
野山に近づけるという意味は、確かに写真と文字だけでは分かりづらいかもしれませんね。
あとは生命エネルギー。
これについては実際に見て、木の周りの野菜と少し離れた所の野菜と大きさを比べれば一目瞭然ですからね。
木の根元で青々と成長していた葉っぱ。何かの葉物野菜だろうなと思っていたのですが
引き抜いてみたらみやま小かぶでした。
クセがなく、ただただ濃厚で甘い。葉っぱもうまい。
友人はこのカブが畑の野菜の中で一番お気に入りだったそうです。
私も今まで一番美味しいのはニンジン(特に1月2月は格別)だと思っていたのですが、甲乙つけがたいほどの味でした。
来年は、もうちょっと多くタネを蒔いてみましょうかね。
彼は自分で絵を描き、作曲も行うクリエイター。
力強く生きる天然野菜からインスピレーションを得たのか、しばらく描くことを中断していた活動を再開するそうです。
食物ではなく植物として生きる野菜の姿に「音楽」と「芸術」との共通点を見出したと感想をいただきました。
聞き心地の良い旋律を奏でるのか、魂をゆさぶるようなビートを刻むのか
キレイだなと思うだけの線を引くのか、なんじゃこりゃと思わせる絵を描くのか
「技術」だけに固執しても限度がある。
それぞれの本質とは何か。
今度、実家の庭でも協生農法を実践してみると心強い言葉をくれた友人。
良いものは良い、悪いものは悪い。
頑固気質な職人のような性格を持つ彼がここまで響いてくれるのは嬉しいですね。
GW明けくらいには豆パラダイスになる予定なので、今度は奥さんと一緒に遊びに来てくださいな。
いつもありがとう!
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