夏の思い出・風鈴コンサート2023

伊賀・風鈴屋敷「風処」で開催された夏の思い出・風鈴コンサート2023に行ってきました!

新型コロナによる世の中の変貌をきっかけに京都から伊賀へと移住してきた風鈴演奏家の日向真さん。

2022年5月1日に庵を構え、早1年が経ちました。

日本庭園の眺めも楽しめる30畳の風鈴演奏専用広間には、県内外から集まった多くの観客が。

注目度も高く、地元ケーブルテレビさんの取材も入っておりました。

屋敷内には、合計180個の風鈴がずらり。

こちらはガラスで作られた江戸風鈴

一見どれも同じように見えますが、厚みやふちの広さによりそれぞれ音階が異なります。

そのため工房まで赴いて1つ1つ音を鳴らしながら、買うものを選ぶのだとか。

納得する音色の風鈴は、数百に1つしか巡り合えないそうですよ。

日向さんによって選び抜かれた精鋭の数々。

ガラス以外にも、陶器や鉄でできた風鈴や

炭で作られた風鈴。

姿かたちの異なる世界各地の風鈴など、様々な種類の音色を重ねて演奏が行われていました。

この日は、パートナーであるKimikoさんとの合奏。

風鈴だけでなく尺八やシンセサイザー、琴に星言葉の朗読など様々な音が築100年の古民家に響き渡ります。

風鈴演奏家となって20年、これまで寺社仏閣を中心に1200回の演奏会を行ってきた日向さんの匠の技法。 

和の空間は、環の空間。

楽曲を聞いていると、森や川、雨や風などを自然の情景が思い浮かび、あたかもその中に溶け込んでいるような気分にさせてくれます。

春が来たかと思えば、冬が巡る。

音色から四季や地球を感じ、日本人で良かったなと心から感謝の念が湧いてくるような素晴らしい演奏。

世界で一人、唯一無二の風鈴雅楽に圧倒されっぱなしの1時間でした。

本当にありがとうございます!!

会場に私が持参したタイタンビカスの花も飾ってくださり、演奏後には観客の皆さんと一緒に試食。

皆さんから「見たことない!」「美味しい!」「私も育ててみたい!」と高評価をいただきました!

アーユルヴェーダのサロンを運営するKimikoさんも、食べられる森プロジェクトに興味津々。

農園で薬草オイルを作りたいと意気込んでいらっしゃる様子。

一緒に面白い未来を目指す仲間が増えて嬉しいです。

ご縁の連鎖って素晴らしいですね!!

 

 

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