一緒に一生を共にする友たちと
ゴーリキマリンビレッジの皆様と、
富士協生農園さんで視察研修&講習会に伺ってきました🗻

師匠、藪木さん、僕の3人で
マイクを結ぶリレー形式の協生農法講習や、
広大な敷地を巡り有用植物の見分け方や活用方法を学ぶ野山散策講習も🌳
90名を越える方々にご参加いただき、
本当にありがとうございました🙇♂️

2019年9月、
協生農法を実践し始めて3年目の僕は
参加者の一人としてこの場所で師匠の話を
聞いていました。
あれから数年経ち、
今回皆様の前で光栄な機会を
いただきましたが、、、
僕はあくまで「数年早く実践しているだけ」に過ぎません。
講師という肩書きは付いていますが、今でも協生農法の一ファンであり、研究者でしかありません。
同じ立場で、
同じ目線で、
同じ実践者として。
自分が失敗を積み重ねながら
学んできた実体験を元に、
これから協生農法に取り組む方々の背中を
押したいという想いでお話しています。

僕の農園よりも富士協生農園さんの方が
圃場環境のポテンシャルも含め、
圧倒的に理想的なコミュティを形成していますし植生も豊か🌸🐝

でも、どちらが優れていてどちらが劣っているということはありません。
自分好みの動植物が集まる、
唯一無二のパワースポットに
変わりないからです。

師匠にやり方を聞くと「好きにせぃ」という返答が大半ですが、それが本質であり真理。
協生農法を実践する上で必須のルールさえ
抑えていれば「あとは自由」。
自分が好きな植物を導入すればするほど
多様性は増していく。
農園は、ある意味で「自分の分身」とも呼べる存在に育っていくのかもしれません。

たまに1から10までアドバイスを
求められることがあります。
どのように畝建てを行うか、
何から始めれば良いかは、
いくらでもお伝えすることができます。
でも何の植物をどのように植えるのかは、
本当は自分で考えてもらいたい。
その上で、こんな植物を足した方がいいなどアドバイスを送るのが健全な学びだと思います。
自分の好きな種類を考えるのが一番楽しい
工程なのに、それを手放すのはもったいない💦
自由の権利はそれぞれにあるべきではないでしょうか🌅
記憶するだけの学問はAIの出現により、
意味を成さなくなりました。
これからは思考する学問の時代。
仮説、検証、修正。
考えて、悩んで、動く。
これらを楽しみながら実践していけるのが
協生農法なのではないかと思います。
だって、生き物相手なんですもん。
いくら本やブログで知識を得ても、
100%うまく子育てなんて出来ませんよ。
そもそも「うまく」の定義すら
分かりません。
彼らは日に日に成長している。
その姿を誇らしく見守る姿勢。
ここに集まる動植物もまた家族であると。
抱擁するような考え方でおおらかに。
僕の講習会では、麦わら農園の歩みを紹介することが多いですが、
楽しみながら実践していくヒントになればと思ってお話しております。

一緒の志で、一緒に学びながら、
一緒に一生を共にする友たちと。
今回もたくさんの出会いをありがとうございました!!
「野人エッセイす」での記事はコチラ。

