和解のきっかけは「二代目ダイコン」!?
先日の台風の影響でまたもや倒れてしまったサクランボの樹。
すでに夜の時点でコケているのを確認していたのですが、翌朝確認しに行ってみると・・・
あれ?ちゃんと起き上がっている!?
不思議そうな顔でしばらくそこで考えていると父親から「倒れてたから起こしといたで。」との一言が。
えええええええ!?!?!?!
この2年間で私の畑に協力してくれたことなど今まで無いに等しかったのに、自分から率先して倒れた木を起こしてくれるなんて、一体何が起きたのでしょう!!
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その謎は父親の次の言葉で解けました。
「この前もらったダイコンの種、めっちゃ発芽してきたわ。」
こちらは慣行農法を行う父親の畑。
その一角に、ちょっとこれでも植えておいてと「二代目ダイコン」の種を渡しておいたところ
ものすごい勢いで発芽してきたとのこと。
二代目ダイコンよりも先に蒔いておいたF1種のダイコンを追い越そうとするくらいのスピードなんだそうです。
私からしてみると驚くことでもなんでもなく、同じような土質で「より過酷な土地(麦わら農園)」の情報を記憶した種なんだからグングン育って当たり前だろうと思うのですが、種取りなどしたことのない父親からするとビックリなわけです。
父親の「種子消毒もせんと、よう発芽してくるもんやな」という固定観念ガチガチの発言には私の方が驚きましたが、なんにせよ少しは理解を示してくれるようになったようです。
何がきっかけで歩み寄るきっかけができるか分からないものですね。。。
しかしながら、今後も麦わら農園の周囲は定期的に耕し続けるとのこと。
そうしないと「耕運機を使う機会がない」「操縦する腕が鈍ってしまう」のだとか。
まぁ、そういった理由ならしょうがないかと私も諦めることができます。
「協生農法が理解できず反対の念で耕している」と思っているのと私の受け取り方も全然違いますからね。
残念ながら私の畑では全滅してしまった二代目ダイコン。
しかし、我々親子が和解に近づくタネとして素晴らしい力を発揮してくれることになりました。
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